東日本大震災から一年が経ちました。


最初に犠牲になられた方々に哀悼の意を慎んで申し上げます。


あの時は仕事の関係である公共施設で100人以上の人と一緒にセミナーに参加していました。


地震に際しての誘導も全く無い中で参加者が次々と部屋を脱け出したため、セミナーは自然解散となりました。


同僚と一緒にセミナーを受けていましたので、駅に向かいましたが、駅は電車が運休のため既に大混雑。


近くの喫茶店に入り、携帯のワンセグでのニュースで情報を収集すると共に携帯のメールで社内の安否確認を行っていました。


それからJRが終日の運休を発表したため、約10Km歩き会社に戻りました。


そして深夜には私鉄の一部は動き出したため自宅に帰れました。


東日本大震災はまだまだ多くの方が避難され、また苦難を強いられている状況ですが、あの時に浮かび上がった問題点は少しでも改善されたのでしょうか。


早くに公共の交通機関としての責任を放棄したJRは私鉄並みに運転を再開出来るように何かを変えたのでしょうか。


また、客の安全確保という大義名分で早くに閉店をし、あの時点で被災した方が直ぐに必要だった食品、電池、充電器の供給責任を放棄した百貨店や家電量販店は、少しでも方針を変えたのでしょうか。


クレームで窮地に追い込まれた僕を助けてくれたのはP社の営業のNさんです。


P社の中ではクレームを付けてこられたデザイナーの方がNさんより役職は上なのですが、お金のやり取りは営業のNさんの領域だったのです。


Nさんは仕上がりが発注したものと異なっていた責任は、間に入っていた代理店のM社が制作会社の当社に正しく伝えていなかったからと、再制作の費用をM社に請求してくれたのです。


本来であれば、M社にも言い分があるでしょうから、それなりの手順を踏んでNさんに申し出をしてくれば、Nさんもすんなりとは決められなかったと思います。


しかし、M社の営業の若い女性は進め方をあまり考えずにいきなりP社のデザイナーに「告げ口」をしたため、Nさんが怒ってしまい、一気に形勢が逆転してしまいました。
同じ職場なら仕事で助け合うのは利益が一致しますので、当たり前のことと思います。


しかし、別の会社の人を文字通り、仕事で「助けたこと」があります。


5、6年くらい前の話ですが、うちの会社を担当していた協力会社の営業(女性)が、うちの社員Yさんとの連絡のやり取りでもめて、仕事をキャンセルされそうなくらい追い込まれてしまったのです。


彼女は普段からよく顔を出して、いろんな提案をしてくれていて、評価をしていたのですが、Yさんとは相性が合わなかった様です。


そして、そんな彼女からの仕事の連絡メールの最後の方に、遠回しにまた不器用にYさんの状況を確認しようとしている文面が書かれていたのです。


僕は、具体的にYさんは今回この部分を問題にしているから、こういうことを連絡して下さいとアドバイスのメールを送り、トラブルは収まったのです。


その後は、彼女とはその話はあまりしなかったのですが、恩義を感じてくれていたようです。


何年かして彼女が会社を辞めることが決まった時に、まだ対外的にはオープンにしていない段階で、「いちばん最初に伝えたいと思っていました」と報告に来てくれたのです。