卒業式の時、
歴代の担任の先生方にご挨拶できなかった。
多くの人でいっぱいだったし、
タイミングを逃して帰ってきてしまった。
今日、中1・中2・高1の3年間の担任と
中1から高1までの教科担当をしていただいた数学の先生にお電話でお礼を言うことができた。
高2からは学校でも息子と会う機会が
なかなかなかったそうだが、
(文系理系で担当が異なる)
顔を見れば、声をかけてもらってたようだった。
息子の進路のことはご存知はなく、
A予備校にお世話になることになりました。
と言うと、残念そうなお声だった。
中学生の時、
面談ではいつもかなり厳しいことを言われ
親子共にガックリ肩を落としながら
帰宅したものだったけれど、
息子はある時から毎日のように
昼休み、放課後など食い下がるように
質問に行き、何度も丁寧に
教えていただいていた。
数学の基礎をしっかり叩き込んでいただけたのはまさにこの先生のおかげで、数学の先生の中では一番わかりやすい先生だと息子は絶大な信頼を寄せていたようだった。
中学の時のことからいろいろお話しているうちに私も落ち着いてきて、なんとかもう一年頑張れる気がしてきた。
現役の時の失敗に気づけているなら、
それは次に活かせるものですから。
次は一つ上を目指すように言ってください。
私も同じ思いをしていたことをスパッと言ってくださった。
最終的には二次出願の段階で決めたらいいけど、リスタートするんだったら、現役生に追いつかれないくらい一つ上を目指す気概で。
去年は気づくと、親の口を出せない時期に突入してしまったので、今だから、どうしても言いたかったことをここ数日の間に息子に言っていた。
息子もそれは分かっているようだったので、言い返してくることもなく、、、
こうして、覚悟の一年が始まった。