2017 LIVE REPO 4th. Periphery JAPAN TOUR 2017 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

 


今年はとてもスローペース。

昨年はライブ参戦も最少回数を記録しましたが

このままのペースでいくと

またさらに更新するんじゃないでしょうか?

まだ2月だし、わかりませんけどね。

 

どうも、トトです。


先月、Speak Low は見たものの

メインはオルメディだったので。

今日が2017年初の海外バンド公演です。

今月始めはVeil of Maya

そして先週はAnimals As Leaders

近年稀に見る"Djent"月間ラストを飾るのは

 

 

 

 

 

 

 

Periphery
JAPAN TOUR 2017

 


SOF 2014での初来日、

同年LOUD PARK 2014で2度目の来日、

そして3年ぶり3度目の来日で、晴れて単独公演です。

昨年には新譜『PeripheryⅢ: Select Difficulty』をリリース

先日のグラミー賞では"The Price Is Wrong"が

Best Metal Performance部門にノミネートと、

Djentシーンを牽引する活躍を見せています。

ラウパはまだしも、

あろうことかSOFに足を運ばなかった自分は

今日が初Periphery

ホント、クソすぎますわ自分←



そんな本日は仕事終わりで会場へ直行。

整番は53なので、すぐに入れました。

まずは物販

今年初のバンドマーチはネットでしたが、

現地購入のものは、今回が今年初。



Periphery といえば、このPロゴ。

むしろ、このTシャツなかったらどうしようかと。

でも、今回はこのTシャツしか持ってきてなかった。

バックプリントもないしなぁ…

せめてツアー日程をバックプリントに欲しかった。

でも、Ⅲジャケのすらなかったとかどういうこと…

ちょっと寂しすぎない?(´・ω・)-3

何はともあれ

目当てのものも入手し、開演を待ちます。


先行で取ったとはいえ、このキャパで53番とか

客入りがホント心配だったけど

みるみる内にフロアは埋まり

soldはしてないんだろうが、

良くてフロアの8~9割を埋めてました。

フロアの客のTシャツを見てても、

若干『……それ?』ってのはいたものの

Periphery (前回来日時のTシャツ)
Veil of Maya
SikTh
Napoleon

Polyphia
Bullet For My Valentine
Killswitch Engage
Destrage
Dream Theater
Arch Enemy
Metallica

LOUD PARK

などなど。

さすがだぜ!なTシャツも非常に多く散見されました。

こういう光景、

こういうオーディエンスが集まるライブが

良いよねぇーーー


と、そんなフロアに比例し

徐々に暑くなってきた会場。

まずはサポアクのお目見えです。




sup.Act PALEDUSK
TRIPLE VISIONとの契約を勝ち取った
九州のPALEDUSK
海外バンドの来日公演時のサポアクは
と出るかと出るか、非常にハッキリ分かれますが
今回はPeriphery の公演ってのが功を奏したか
偏屈で視野の狭いガチメタラーよりも
サブジャンルや派生ジャンルも聴くような客が多かったか
ボーカルの煽りにもよく応えていました。
酷い時ゃ手すらまともに上がらないしね。
前線の方では外国人が大いに暴れまくってたのが
遠目でも確認できたほど。
非常にフロアの温かさを感じました。
もちろん、メインアクトに比べれば劣りはするが
ここまでやれたら、十分""でしょう。

静かな曲をやるから、と
持ってたマイクをスタンドに刺そうとするも
すっぽ抜けてしまうという笑えるアクシデントも笑
そんな事態への反応も、フロアは温かかったです。

PALEDUSKの音楽性も、Djent的なフレーズも感じられる
良質なメタルコアサウンドでした。
フロアのノリの良さもあってか、O-EASTほどのキャパでも
ステージングの小ささを感じることなく、
むしろこれくらいのキャパでも全然良かったくらい。
TPLVの激推しっぷりから、VoDとFOADはほぼ確な気もするが
こりゃPALEDUSKもSOFに来そうな予感ですね。

PALEDUSK
 - Reminiscent
 - Lovers
 - Odium feat.KSKN from FOAD




 

 

そしてPALEDUSKが終わると

オーディエンスもどんどん前に来始めた。

ステージにはバックドロップが登場し、

会場からも歓声が上がる。

サウンドチェック、マイクチェックを行う中

マイクチェックのスタッフが

Ladies & Gentleman!! (ここはDjentleman か?笑)
Mike check one, two! check check!!

と、フロアに向けてサービスを。

いいな、こういうスタッフ好きだわ笑

そしてチェックもほどほどに終わると

いよいよ会場が暗転。

歓声に包まれながらメンバーがステージに。

SEらしいSEはないものの、

最初の曲の、最初のわずかなフレーズが

会場に鳴り響いています……

と、来れば1曲目は




Scarlet
ヾ(*≧□≦)ノ そーめにぃりーぞぅーーん (so many reason)
と、vo.Spencer と共に叫びたくなる1曲目は"Scarlet"
1曲目に相応しい勢いのある攻め曲に、
早くもフロアは大盛り上がり。

Luck As A Constant
アウトロをそのままイントロに。
最初の勢いを鎮めるかのような静かなイントロから
一気にヘヴィに捲し立てる"Luck As A Constant"
そこにSpencer のスクリームが乗ると
フロアのカオスっぷりにも拍車がかかる。
打楽器かのようなギターを背に、
質の高いクリーンを歌えるSpencer マジすげぇ。

The Way The News Goes
そして3曲目で新譜からの曲をお披露目。
ただでさえヘヴィなギターが3本って時点で
もはやおかしい(褒め言葉)。
ヾ(*≧□≦)ノ Show them how to fly away
ヾ(*≧□≦)ノ when this world is torn
ヾ(*≧□≦)ノ If you feel like dying, lose that forever
ヾ(*≧□≦)ノ You're shining and it shows
って、サビはシンガロングしたい衝動に駆られます。
最後は鍵盤の同期音で静かに、切なく締めます。

Marigold
そのまま、今度はシアトリカルな
ストリングスが鳴り響きます。
そして一気にヘヴィな多弦ギターが攻め立てる。
しかし、過去のアー写とかを見るに、
gt.Misha はもっとふっくらしてるもんかと思いきや
今回は意外と痩せてた?←
いや、顔は丸っこいままだが笑
しかし、今回のライブでの見せ所は



MishaMark が、ちょいちょいこうして
向かい合って弾いてるとこよね。

Remain Indoors
『Ⅲ』曲が続きます。
最初からクリーン全開の"Remain Indoors"
ペリがDjent/プログレ界隈のバンドでも
他の同ジャンルのバンドよりも一般ウケが良いのは
間違いなくSpencer の功績は大きいよね。
スクリームも厳つくて、迫力あるけど
クリーンがかなりエモーショナル。
それでいてナヨくないのがまたとても良い。
そして音源再現レベルのクオリティよ。
この曲を聴いてて改めて思いました。



The Bad Thing
今回、Ba.Nolly が不在なのは残念だが
そもそもがメンバーみんな化け物揃い。
そしてこの曲で、Djenty な変拍子なフレーズがお目見え。
Spencer も圧倒的な歌唱を披露。
もう何だよコイツらたまんねーな。


曲終わりでちょっと落ち着きつつ、
次の曲にいくときに、ダイバーが一人

フゥーーーーヾ(*゚∀゚)ノーーーーー

って転がっていった笑
それを見たSpencer が一言

i like you

何やねんwww
いや、ちょっと面白かったけどw


Flatline
今回、新譜の中から最も聴きたかった"Flatline"がここで。
終盤、曲調が静かになり
Spencer のクリーンがとても生きるパート
ここをライブで聴きたかった。
そして期待を裏切らないSpencer はさすが。
ふらっ(と)らーぃん、ふらっ(と)らーぁぃん


曲終わりで、SpencerDr.Matt がステージ袖へ。
残ったギター3人組はというと?
Haunted Shores の"Memento"をカバー (原曲はこちら)



これまでとは打って変わって、
やさしく、綺麗なフレーズが包み込みます。
少しの癒しタイムの後、SpencerMatt が帰ってきて
五人がステージ中央に固まる。
そして、これまで寡黙にギターを弾いていたJake

実は今日、彼(Spencer)の誕生日なんだ

と告げると、他メンバーもSpencer を指差し
一気にお祝いムードへ。そして再びJake



みんなでバースデイソングを歌おう!
はっぴばーすでーい♪って、いいかい?
1、2、3、4

Happy birthday to you ~♪
Happy birthday to you ~♪
Happy birthday dear Spencer ~♪
Happy birthday, to you~~~♪


と、会場中からハッピーバースデーをもらい、
Spencer がメンバーみんなにハグをし、
ステージ袖からスタッフがケーキを持ってきた。
いやー、なんか素敵な時間に立ち合ったなぁ( ´∀`)
おめでとう!Spencer \(^o^)/


幸せいっぱいなお祝いムードをぶち壊すかのように
Spencer がコールした次の曲は


Make Total Destroy
曲のコールに歓喜し、曲のスタートに歓喜し、
再びフロアはカオスな空間に。
Spencer もサークルを煽り、
Misha も(∂ ゚Д゚)∂ コイコイ!! と、ダイブを超煽る。
ラストサビ前には、Mark がクラップを煽る。
メンバー、フロア一丸となって
カオスな空間を作り上げました。



The Price Is Wrong
楽しい時間はあっという間にラストを迎え、
ここにグラミー賞ノミネート曲をぶっ込んできた。
フロアのジャンプに会場が揺れる。
前線、外国人客がいるあたりでは
モッシュも起こっていたようだった。
最後にフロアを掻き乱し、ステージをあとにしました。


とはいえ、
当然巻き起こるアンコール。
そして、国内バンドみたく無駄に
待たせないのが海外バンドの良いところです。



Four Lights Stranger Things
ヘヴィでアグレッシブ、3ギターのヘドバンも映える
インスト曲"Four Lights"から"Stranger Things"へ。
原曲通りのファルセットや、ロングトーンも
Spencer 大先生はこなしてくれます。
それでクリーン、スクリームを一人でやりきる
二刀流だもんなぁ。Spencer マジ化け物

Lune
アンコールラスト、最後の最後は新譜から"Lune"
本編ラストとは対照的な""のラストですね。
ライブでも、音源再生機Spencer に圧倒されます。
もちろんバカテクな楽器隊も。
これでちゃんとベースがいたらどうなっちゃうのよ。
そして、曲のラストは大大大シンガロング!



ヾ(*≧○≦)ノ お↑お↓お↑お↓お󾫰ーーーーー

まだまだ!
ヾ(*≧○≦)ノ お↑お↓お↑お↓お󾫰ーーーーー

続けて!
ヾ(*≧○≦)ノ お↑お↓お↑お↓お󾫰ーーーーー

ラスト!
ヾ(*≧○≦)ノ お↑お↓お↑お↓お󾫰ーーーーー

と、Spencer に言われるがまま
会場中がシンガロング。
その光景たるや、なんと素晴らしいことか。
有終の美を飾りました。





01. Scarlet
02. Luck As A Constant
03. The Way The News Goes...
04. Marigold
05. Remain Indoors
06. The Bad Thing
07. Flatline
08. Memento (Haunted Shores cover)
09. Make Total Destroy
10. The Price Is Wrong


en
11. Four Lights
12. Stranger Things
13. Lune






終わっても最前付近の人たちに、

 

メンバーがピックやセトリをたくさん配ってた。

あとあとTwitterとかを見てると

その後、メンバーもフロアに来たのか

写真撮ってた人もいましたね。

いやー、ファンサービスまで素晴らしいな。

オレも残ってりゃ良かった←




という

今年初の海外バンドのライブ

Periphery JAPAN TOUR 2017

でした。

セトリ的には、1stの曲がひとつもないとか

何よりその1stからのキラーチューン


 

↑がないとか、不満を挙げればキリがないけど

むしろそこは自分が初Periphery だってこともあり

今日のセトリでも十分許容でした。

いやしかし、ホント終始圧倒されまくり。

ボーカルも、楽器隊も、化け物しかいねぇ。

しかもギター、終盤に向かうにつれ

弦の数、増えてったよね?

しまいにゃ8弦3本とかもう何だよあれw

それでもガチャガチャせず

上手くまとまって、どのギターもちゃんと聴こえたのは

さすがの一言に尽きますね。


そして、やっぱり

客層がいいなー。

昨年のTrivium の時も思ったけど

メタルライブは客層が良い!

とはいえ、今日は大人見だったけど

最初に挙げた、メインバンドの過去Tや

他の同ジャンル似たジャンルのバンT着てた人の多さ。

それだけでも客層は確立されたようなもんでしょう。

ホントね、最近の(主に国内)バンドの客層に

辟易してるオレみたいな人が他にもいるなら、

是非、メタル or パンクのライブに行くことをオススメします。

ホント、良識人が多くてフロアが快適です。



不満は全くなかったといえば嘘にしかならないけど

Periphery に圧倒され、

とても良いライブで、とても楽しめました。

満足。




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カラスは真っ白 (ラストライブ)
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