Cane Hill『Smile』 シーンに押し寄せるニューメタルリバイバル | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。



遂に8月最終日\(^o^)/

台風一過によってジメジメした空気も去り

涼しく心地良い秋の風が吹いています(*´ω`*)

しかし、日射しがまだまだ夏…

残暑はいらんから一気に秋に突入してくれ

どうも、秋が待ち遠しいトトです。



そんな8月最終日にレビューをひとつ。

USRise RecordsUKRaw Power Management

いきなり有名どころと契約し、

先日デビューアルバムをリリースした

USはLA、New Orleans からの新星爆誕




Cane Hill『Smile』
01. Mggda
02. (The New) Jesus
03. True Love
04. St. Veronica
05. Fountain Of Youth
06. Cream Pie
07. You're So Wonderful
08. Ugly Model Mannequin
09. Screwtape
10. Strange Candy



PVRIS だったり、CHVRCHΞS だったり

A→V
E→Ξ

みたいな表記にするバンド多いよね。

CANΞ HILL←もロゴはこれだしね。

あれ?そういえばワーナーさん?

Riseと契約して、Riseバンドの新譜はすべて

ワーナーさんから国内盤出すんですよねぇ?

Issues はグダついて結局出さなかったけど、

PVRISBeartooth、CTEは出したんだから

Cane Hill も出しますよねぇぇぇぇえええええ???

ま、出さないだろうから輸入盤買ったんですけど。

こーゆーとこ、ちゃんとやってくれれば

(日本の)メジャーレーベルだって

多少は見方変わるのになぁ┐(´д`)┌ヤレヤレ


ってことで中身を見ていきましょう



01. Mggda
MIWのChirs みたいな語りから一気にシャウトへ。
勢いの良さに昨今のメタルコアサウンドを彷彿とさせるが
ほのかにニューメタの薫りが…

02. (The New) Jesus
女?の裏声的なコーラスから始まるが
vo.Elijah のシャウトボイスがSlipknotCorey っぽくもあり
曲のテイストも相まってさながらSlipknot
確実にSlipknot からの影響があると感じさせる1曲

03. True Love
この曲のクリーン、というかシャウト以外の部分と
ミドルテンポな感じから、今度はKorn が頭に浮かんだ。
ここまで聴くと確信する。
このバンド、ニューメタバンドや!と。
MVの微グロはまさにSlipknot よね。

04. St. Veronica
シャウトはこれまでの曲より少なく、
ミドルテンポに歌い上げる。
打ち込み音と、やっぱこういう妖しいクリーンは
MIWっぽくあるよな。

05. Fountain Of Youth
Stone Sour の"Absolute Zero"のコーラスが
聞こえてきそうなイントロ
ライブでヘドバン、バウンス祭りになりそうな
激しくもキャッチーなサビが○

06. Cream Pie
クリームパイなんて、かわいいタイトルには
全く似つかわしくない
極悪なベースイントロが特徴ですかね。
曲の終盤で、夜の営み中みたいな
女性の喘ぎ声にわろたwww
見方によっては拷問中なのかもだが←

07. You're So Wonderful
ここで一気にテンポを落とした歌もの。
こういうのもMVにしちゃうあたり、
初見さんにも他曲との明確な違いを
提示できて良いと思う。

08. Ugly Model Mannequin
やっぱりニューメタってノリやすいよね。
ヘドバンしたくなるわ。
そんなことをイントロから感じさせてくれる
ザ・ヌメタな曲。

09. Screwtape
打ち込みの使い方が一部、CFを彷彿とさせたな。
Come on! Come on!
I know! I know!、I want! I want! と、
サビでわかりやすいシンガロングパートがあるのが良いね。
Come on! の方は
がばがばー!って空耳に聴こえたけどwww

10. Strange Candy
ラストはスローに、ヘヴィに歌い上げる
オルタナメタルバラード。
2~3分台で終わる曲が大半を占める今作で
唯一の5分超え。
最後は叫び倒し、アルバムの幕を閉じます。






ニューメタルをひしひしと感じる音楽性はもちろん

やはりvo.Elijah の声も大きな要素。

レビュー中に挙げたように

Corey (Slipkot)
Jonathan (Korn)
Chirs (Motionless In White)


あたりのボーカリストを彷彿とさせるし、

そのバンドが好きな人にもオススメできる。

歌もの曲では、Chad (Nickelback)っぽさも。

Ivan (Five Finger Death Punch) あたりの色もあるかな?

そういった"ハスキー"タイプのボーカリストや、

バンドからの影響を強く感じる。


このデビューアルバムリリース前に

セルフタイトルEPでシーンに躍り出た。



Cane Hill
01. OxBlood
02. Time Bomb
03. Screwtape
04. Gemini
05. French 75
06. The Fat of the Land
07. Sunday School



このEPからしっかりニューメタ感はあり

それを経てのフルアルバムという過程も納得できる。

BMTHCTE脱ポスコア/メタルコアからのニューメタ路線

Backwords】やCane Hill のような

初期からニューメタ感を出すバンド。

シーンに"ニューメタリバイバル"の流れが

どんどん押し寄せてきている気がします。



そんな注目のバンドは

昨年はcoldrainのUS TOURの時にも帯同していて、




今年はWarped Tour にも出演している。



このWarped のYouTube公式垢から

Live VideoがUPされるバンドは毎年限られていて

その中にCane Hillが選ばれてることも

注目度の高さが伺えると思う。



今年のWarpedコンピにもバッチリ収録されている。



そして、今後の公演で

ゲストに迎えられたライブはこちら



う ら や ま し い
 ( ノД`)

海外の対バンは"今の日本"じゃ

まず間違いなく実現しないのばっかりだから

見ててホントに裏山しいよ( ノД`)

そんな羨望の眼差しを向けつつ

本日はこのへんで。