"Post Hardcore"とは? | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

しばらく放置してたら
 
1日のアクセス数が、かなり久々に2桁台を記録し
 
あー、やっぱクソブログは

書かなきゃアクセス数は増えねんだなと改めて実感。
 
たまたま、どこぞ様の誰ぞ様にでも
 
記事を晒さry…否、共有していただけていたのか
 
ちょっと前までは全く書かなくても
 
3桁アクセス数がしばらく続いた時期もあったんですがね。
 
それより何より、前回の記事をアップした時に
 
一気に1200超えを記録したのは驚いたと同時に
 
やっぱ日本は腐ってもアニメ大国なんだなと改めてじっかry
 
どうも、トトです。
 
 
前回の音楽ジャンル記事【Screamoとは?】での予告通り、
 
本日取り上げるジャンルは
 
Post Hardcore - ポスト・ハードコア

 
 
前記事の通り、Screamoとは密接に関係しているこのジャンル。
 
というか、スクリーモが賑わった00年代前後のバンドが
 
軒並み「ポスト・ハードコア」と分類されてるってだけなんだが。(wiki参照)
 
最近、個人的に人にバンドを勧めるにあたり
 
Taking Back Sunday の情報を調べていたところ、
 
diskUNIONのブログにて
 
ジャンルにとらわれる必要があるのは、
語彙の貧弱な音楽評論家とCD屋だけでいいんじゃないかと思う。

 
なるほど全くその通り。
 
自分も常々書いてはいるが、そもそも音楽のジャンルなんて
 
所詮、人が言い出したものだし、得てして曖昧なものなんだし。
 
現代において、ジャンルに固執して音楽語るのもどうかと思うが
 
やはりわかりやすい指標であることは間違いないとは思うので
 
自分もこうして、音楽ジャンル別の記事として書いてるワケだが。
 
 
話がそれた。
 
 
ともかく、
 
FinchThe Used等、スクリーモを盛り上げたバンドが

ポスコアと呼ばれるが、それらのバンドは前回書いたので
 
今回は現行のポスコア(だと思う)ものを書いていこうと思う。
 
 
 
現行のポスコアと言うと、
 
メタルコアとの区別がなかなか難しいように思う。
 
が、あくまで自分の中でのポスコア/メタルコア判別法としては
 
クリーンがあるかないか or 多いか少ないか
 
コレに尽きると思う。
 
ものは試し、まずはこれらを聴いていただこう。
 
 
Escape The Fate - Ungrateful
 
Of Mice & Men - Feels Like Forever
 
We Came As Romans - Ghosts
 
A Skylit Drive - All It Takes For Your Dreams To Come True
 
Chiodos - Ole Fishlips Is Dead Now
 
Issues - Mad At Myself
 
The Amity Affliction - The Wrigh Down
 
If I Were You - Memories

 
 
いかがだっただろうか?
 
今やポスコア界を代表するバンドから
 
まだ知名度の低い新しいバンドまで
 
どんなに重いブレイクダウンや、メタリックなギタリフがあっても
 
サビでクリーンを如何なく発揮する。
 
そして自称・他称問わず、ポスコアを名乗るバンドは
 
今や手持ちの楽器だけで勝負するバンドが減ったようにも思う。
 
それも時代なのかもしれないが

打ち込み音を入れたり、シアトリカルちっくにしてみたり。
 
んなこと言ったらメタルコアも同じだろ?
 
えぇ、その通り←
 
だからこそ、余計に区別が難しくなるんです。
 
故に
 
Blessthefall
Memphis May Fire
Crown The Empire
Asking Alexandria

...etc
 
あたりなんかは、ポスコアでもあり、メタルコアでもあると思うんす。
 
まぁ、でもそうした中でもクリーンの存在がやはり大きく
 
それ故に、メタルコアよりも聴きやすい、聴けるという人もいるのも事実。
 
加えて、最近のポスコアのクリーンボーカルは
 
どんどん高音になってる気がしないでもない。
 
SWSのKellin、PTVのVicに始まり、
 
IssuesのTylerに、IIWYのRandy などなど。
 
また、そういうバンドの方がさらに聴きやすいという人もいます。
 
 
それまではゴリッゴリで、ヴォーヴォー言ってたのに
 
サビでメロ重視に切り替え、クリーンを前面に押し出す。
 
今の日本のラウド界を賑わすバンドの多くが、これを踏襲してる。
 
coldrainとか見てみなさいよ。
 
THROUGH CLARITY以降、どんどん海外クオリティに近づいてきているし
 
The Revelationでメタルコアだーって喜んでるのも一定数いたが
 
The Revelationだってサビで勢い落とす典型みたいな曲だぞ?
 
coldrain
- The Revelation
- Aware And Awake

 
 
サビでも勢い落とさず突っ走るってなると
 
やっぱそっちの方がメタルコアって感じもするし
 
日本で言うなら、パッと出てくるのがCROSSFAITHCRYSTAL LAKEくらい?
 
MADNESSなんぞ無かったことにされても全く問題ないが
 
世界の流れに乗ったか、CROSSFAITHは新曲でもクリーン取り入れてきたがな。
 
あれはあれでMADNESSに比べたら遥かに良いけど。
 
CROSSFAITH
- Monolith
- Xeno
 
CRYSTAL LAKE
- Twisted Fate
- Ups&Downs

 

ただ、国内バンドはスクリームなら引けを取らないバンドも多いのに

クリーンは海外に圧倒的に大敗してるのがな…



 
と、いうように
 
現行のポスコアと比べると、スクリーモ全盛の時のバンドたちなど
 
重さもないし、ただスクリーモがハードコアから派生したジャンルってだけで
 
便宜上ポスコアって言われてただけだろ、なんて思ってしまいますが。
 
ハードコア要素どこだよ?っていう。
 
だったら、フロアでも自己厨ハーコー共が蔓延るライブが想像に難しくない
 
現行ポスコアの方が、よっぽどハードコアからの派生って言われて納得するわ。
 
大体、昔っから「ポスト○○○」ってジャンルは曖昧すぎてなんかね。
 
この「ポスト○○○」がジャンルの複雑化を進行させてるんじゃないかと
 
そんな気さえします。
 
 
とはいえ、本国で鎮火する頃、しそうな頃に
 
日本で流行り出すのが常な気もするけど
 
日本でもようやく盛り上がりを見せるこの手の音楽。
 
音楽好きなリスナーさんたちには、これに乗って
 
是非とも色んなバンドを聴いてみて欲しい。
 
 
最後に、個人的に来日&日本盤リリースを待望してるバンドをひとつ。
 
 
もはや、こういう部分での需要はあるのに
 
未だに日本盤が出ない、CDすら取り扱ってる店舗が少なすぎる
 
Secrets
- Ready For Repair
- How We Survive
- Dance of the Dead

 
何なの何で日本盤出ないの日本のレーベル無能なの?←
 
それともオファーはしてるけど断られてるだけなの?
 
CTEも『The Fallout』はTwilightから出たのに
 
2nd『The Resistance: Rise Of The Runaways』は日本盤出さないしよ。
 
1stの売上がってんなら仕方ない気もするがよー。
 
もちろん海外で人気のバンドが日本で人気出るとも限らないけど
 
メンバーがメンバーとは言え、Issues が出たてにも関わらず
 
ツアー全公演soldしてんだから可能性はあるだろって話で。
 
頑張ってくれよTWILIGHTなり、TRIPLE VISIONなりよぅ。
 
 
 
 
と、いうことでお送りしました
 
Post Hardcoreとは?
 
でした。
 
なので、次回は【Metalcoreとは?】をやらねばならんでしょう。
 
ポスコアバンドが、ポスコアやメタルコアだと言われつつも
 
メタルコアだと言われているバンドが、ポスコアだと
 
あまり言われないのには、ちゃんとした理由があると思うんす。
 
それを今回のように、バンドの紹介も含めながら
 
うまいこと書けたらなーなんて思ってます。
 
ではまた