ご機嫌麗しゅう
どうも、邦楽ライブ月間中のトトです。
ここ2回、殺気のないピースフルなモッシュに汗を流し
日曜日には指定席ライブ、
木曜はきっと大人見、その次はまた指定席
ちょっと激しめのは月末までおあずけな感じです。
そんな今回のネタは何ぞや?と
Twitterが発端で話題になった
ライブ会場閉鎖問題
日本武道館も?!テレ朝「スーパーJチャンネル」、ライブ会場の閉鎖・改修ラッシュについて報じる
そもそもはテレ朝の報道番組「スーパーJチャンネル」発の
ニュースがキッカケらしいが、
それがバ○ッター
もとい
音楽好き…… ん~…
ライブが好きな人の目に止まり、
一時的にTwitterで拡散された話題のようですが。
↑のように
見れば、けっこうなキャパな大会場ばかり。
まぁ、それも東京五輪開催に向けた
2016年問題の弊害という話も。
仮にこのあたりが閉鎖になったところで
個人的に、ここまでデカイ会場でやるライブに足を運ぶなんて
滅ッッッッッ多にないことなので
『ほーん。国内外のビッグネームやそのファンたちは困るやろなぁ』
くらいにしか思ってなかったけど。
そんな会場なら、それほど個人的なライブ事情には影響はないのでむしろ
『それよかAX戻せやボケカスコラァ』
なんて思ってましたがw
ネット上の情報なんて信憑性は如何程のものか、
それがTwitterなんてすれば
どーせまたよく調べもせん連中が脊髄反射的にRT祭りしただけやろ
と、思いつつも
自分もRTした後に軽く上記のようなツイートはしたけど←
出所が出所なので、ちょっと調べてみたところ
"閉鎖"ではなく
"改修工事の為に一時的に閉鎖"ってのが濃厚らしい。
Yahoo知恵袋
『埼玉スーパーアリーナや横浜アリーナはなんで閉鎖するの?』
音楽がないと生きていけない系ヲタがまとめてみた
【悲報】東京五輪2020に向け、首都圏のライブ会場が次々改修、閉鎖
はちま起稿
なぜか「2016年にイベントホールが一斉に閉鎖される」というデマが出回ってイベンター戦々恐々!さすがにねーよw
知恵袋じゃない方のまとめサイトは
ソースが昨年の夏なので、何を今更やねん
的な話題だったのかもしれない。
ただ、一部を除いて
国内外問わず、音楽市場が縮小してるってのは
マメに音楽情報をチェックしてる人なら周知かもわかりませんが。
それにホール・アリーナに限らず、
事実"ライブハウス"が閉鎖に追い込まれてる。
有名どころでは、2年前の横浜BLITZを皮切りに
昨年SHIBUYA-AXがなくなり
ついこの間、3月31日には下北の屋根裏が閉店した。
明日は我が身… なんて思ってるオーナーさんもいるかもしれない。
これに関することを調べていく内に
興味深いことを書いてある方の記事に辿り着いたので
リンクを貼らせていただく。↓
渋谷屋根裏閉鎖に見るライブハウスを始めとする音楽業界全体の原点を忘れた「安易な道」
接客態度の悪いスタッフ、ねぇ…
ライブに行き始めてから既にそこそこの年数が経過しているが
その中で、過去一度しか行ったことのない場所だが
明らかに態度の悪いスタッフがいた箱が、ひとつだけ思い当たるなぁ。
会社でバンドやってる先輩がいて、
その先輩も同じこと言ってたから間違いないんだろう。
ちなみにそこはまだ存在してるし、5年くらい前のことだし
今はどうなってるかは知らんけど。
まぁ、この方の言うように
いちばんの戦犯は、記事のように「安易で簡単で確実な方法」を選んだ
日本のクソみたいな音楽業界だろう。
雑誌の記事の項も、ここでも何度も言ってきたことなので共感できる。
それをバンド側に置き換えてみると、ある種の「飽和感」
どのジャンル、どの曲も、既にやりつくされた感があって
90年代-00年代みたく、同じような音出してるバンドでも
大きく抜け出すようなバンドが非常に少ないこと。
所謂"ロキノン系"とか見てみろよ。
どうしてそれらが"ロキノン系"などと一括りにされてるのかって話よ。
バンドも、バンドより何より、それの主なリスナーも。
で、最近流行りの"ラウド系"
これも後発のバンドは既視感、既聴感あるの多いしなぁ。
まぁ、これはひとえにやり尽くされた感のあるものだし、
一概に演者側だけの責任とも言えないってのがあるのが気の毒だとも思うけど。
そこから徐々にでもリスナーを増やしたいとなると
レーベル各社や、メンバーそれぞれの宣伝法や、リスナーへの接し方
が、大事になってくると思う。
バンドがすげー良いのに、事務所やレーベルに恵まれなかったり
その逆も然りってパターンもあるかもしれない。
今やレーベルの人も、バンドの人も
ブログやTwitterやFacebook、Instagram等
リスナーと気軽に絡めるSNSツールも増えてきた。
そういったSNS系のコメントにマメに反応してくれたり
小箱でやれてるバンドなら、ライブ後にリスナーと絡んだり
してくれると、やっぱそのバンドが好きな人からすれば嬉しいと思うんだ。
もちろん、それはバンドマンも同じかもしれないけどね。
大きい会場でライブすんのが普通になっちゃって
そういった部分でリスナーと対応しきれなくなってるバンドメンバーとかは
その辺、どう思ってるから知らないけど。
レーベルにしたってそれは同じで。
出した情報にリスナーが反応して、それにまたレーベルが反応してくれたり。
リスナーの求めることをしてくれるレーベルとかなら
自然と好評になっていくと思う。
自分もそのへん単純なとこがあるので。
先日のSeptaluckにしても
インストアイベント行って、finさんと絡めてなかったり、
ブログのコメントに返信もらえなかったりしてたら
もしかしたらツアーファイナル行ってなかったかもしれない。
HEAD OVER HEELSもそう。
Hit The Lights のレポを、vo.Uさんが読んでくれて
TwitterでRT、リプくれて。
そうじゃなかったらCD買ってなかっただろうし、
CD買って、レビューしたら
Uさん始め、メンバーにめっちゃ反応もらって
果てはレーベルのわいけさんやレーベル垢にまで反応もらって。
そこまでされなきゃ、ライブ行こうとか思わなかったと思う。
HOHのライブ、今度の木曜です。
海外のバンドにしたってそう。
Facebook、Twitter、Instagram
まだ見ぬバンドからフォローされたりメッセージもらったり
未だに絶えない。
それがキッカケで音源買ったバンドもいるしね。
有名どころや来日してくれたバンドで言うと
OUTBURNやKNOTFESTで、Miss May I 垢にリプ送ったら返してくれたりとか。
BTBでのLike Torches やCrystalyne、Set It Off ...etc
ネット上での絡みはもちろん、会場でも気さくに絡んでくれたり。
そこはICE GRILL$系のバンドも同じで。
GO WITH ME系のFail Emotions やDate My Recovery、My Kite 等
オレの、バンド名のタグ付けたブログ更新ツイートとか
日本語オンリーのブログなんざそこまで読めないだろうに
ふぁぼってくれたり、RTしてくれたり。
GWMのまとめサイトのツイートなんかも、よくRTしてたりしてるよな。
Daylight なんて、そもそも来日するまで
SNS系で日本のファンたちと絡んでたことがキッカケだって言ってたくらい。
オマケに初来日で、日本で新曲のMV撮影までしてくれて。
MVのエキストラもファンから選んでくれようとしてたりね。
そういうバンドって、
やっぱりまだホール・アリーナ級でライブが出来るほど知名度がない
バンドがほとんどだと思う。
でも、だからこそリスナーとは気軽に絡める立場にもいるんだと思う。
下積み時代って、そういうことなんだろうし
地道なことや、地味なことでも
やり続けていくことが客層の拡大に繋がるんじゃないかって。
やっぱり最終的に大事なのは「人」なんだなっていう。
ライブハウスにしたって、レーベルにしたって、バンドにしたって、ね。
あとは自称だろうが他称だろうが
音楽が好き、ライブが好きだって言ってる人たちの
意識の改善・向上
これに尽きる。
ってことも毎回のように言ってます。
でなきゃバンドもどんどんいなくなるし、
ライブハウスもどんどんなくなるぞ。
日本の音楽業界がクソだなんてのは見るより明らかなんだし
だったらせめて
音楽が好き、ライブが好きって言ってるリスナーが
クソ化を少しでも抑える為に動かないとダメなんじゃないか、と。
行きたいライブがあったら行く
欲しい音源があったら迷わず買う
どのバンドのライブ行っても、言ってくれるでしょ?
ここまで来れたのは、ここでライブが出来ているのは
みんなのおかげです
ありがとう
って。
そのバンドが好きなら、ライブが好きなら、ライブハウスが好きなら
これ以上、業界がクソ化しない為に
まずやることやんないと。
いちばん肝で、大事なところって
リスナーだぞ。
自分の好きなバンド、好きな場所は、自分たちで守っていかないと。

