パンスプもアレで、サマソニにTOKIOで… | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


もうじきPUNK'n ON JAPAN

違った。

PUNKSPRINGが始まりますね。

ま、PUNK'n ON JAPANと言っても遜色ないラインナップなので

今年は参戦を見送りますが。

昨年は昨年でWeezerをヘッドライナーに

Simple PlanMayday Paradeを招致して、

さながらPOPSPRINGかと思いきや(いや、3バンド共好きですけど)

それでも、ヘッドライナーの片割れがNoFXだったり

Jim が復帰したPennywise

玄人好みのLagwagonTitle Fightがいたりして

まがりなりにも"PUNK"感は味わえたので良かった。


今年はもう…

Bad ReligionMe First and the Gimme GimmesくらいのPUNKS

PUNKではなく、異色だがかなりの需要があるChiodos

例年よりも多い印象の邦楽勢…

ラインナップ発表の度に盛り上がってんの、ロキノン厨ばっかだもの。

そりゃパンクキッズ、洋楽好きは離れて当然。

友達に

洋楽フェスなんてどこにも書いてないじゃん

なんてツッコまれたけど、そういうことじゃねーんだよ。

自分の行きたいフェスやライブにさ、

土俵違いの面子が来たせいで、自分が行けなくなったらどう思うよ?と。

期待してたイベントに、「そうじゃないんだよ」って面子が来て楽しめるんか?と。

参戦したら楽しくても、当日までにテンション保てんのか?と。

そういうことだったとしても、

洋楽のラインナップの主体に、

洋楽のバンドをヘッドライナーに置き、

日本での洋楽ライブ・フェスの第一人者であるクリエイティブマンが主催するフェス

そんな内容で、まがりなりにも8年続いてる。

わざわざ

PUNKSPRINGは洋楽フェスです

なんて書かなきゃわからんか?と。

ROCK IN JAPAN FESは、COUNTDOWN JAPANは邦楽フェスです。

なんていちいち言わないだろ。

JAPANなんて表記が入ってる時点でそんな必要はないのだが。

確かに洋楽フェスではないにしてもさ、

これまでずっと"洋楽主体で"やってきた"PUNK"のフェスだ。

言わなくてもわかるだろう。

洋楽好きな人、海外が発祥のPUNKが好きな人たちが

こぞってやる気をなくしててて

狂喜乱舞してるのがロキノン好きな邦楽好きな人ばっかで

わざわざ言わないとわかんない?って。


今年はパンスプがこんなだったのに

今日はサマソニのラインナップ発表で話題は持ちきり。

サマソニにまさかのジャニーズ勢、TOKIO出演決定。

まとめサイト等では

えらく肯定的なコメントばかり取り上げられてるが

その実、

邦楽好きなTwitter民のツイートと、ヤフコメくらい(自分が見た印象では)

SUMMER SONICのFacebookオフィシャルアカウントに来てる100件以上のコメント

そこらに載ってる肯定的なコメントをしてる人なんて1割いるかいないかですよ。

自分もコメントしたし、Twitterでもつぶやいた↓


TOKIOが嫌なんじゃない。
日本でも有数な洋楽が楽しめるフェスなんだから、
洋楽好きな人が楽しめる、
洋楽好きな人にちゃんとチケットが行き届くようなラインナップにしてくれよ頼むから。
何年来で洋楽ラインナップを心待ちにしてた人がさ、
ミ○チルだのジ○ニだの、そんな連中のせいで
洋楽の面子を心待ちにしてた人が行けなくなるとか見てられない。



このコメントに38いいねが付いたことには自分自身も驚きだった。

身内がいるmixiでレポ書いてた時ですら、そこまでのいいねが付くなんて稀だったのに

見知らぬ人が多いFacebookでそこまでのいいねを付けてもらった。

それだけ、オレと同じように思ってる人が多かったってことの証明だろう。

ホントに洋楽が好きで、洋楽のラインナップが充実するフェスを楽しみにしてる人たちなら

思うことは一緒だってことなんだろう。


きっと、今年の邦楽ビッグネーム枠はTOKIOなんだろう。

2010 矢沢永吉
2011 X JAPAN
2012 吉井和哉
2013 Mr.Children
2014 TOKIO

自分が参戦し出した2010からのデータで申し訳ないが

こうして見ると、邦楽ビッグネーム枠も、だんだん見劣りしてる気もする。




今や毛ほどの価値もあるとは思えないとは言え、

一般論の指標であるオリコン()国民的歌合戦()や、

なんちゃら歌謡祭()Mステ()等の民放音楽番組に出てくるのが

アイドル、ジャニーズ、EXILE等々、見飽きた連中が何度も何度も…

洋楽なんてほとんど聴かない日本国民。

良くも悪くも、友達とライブ参戦当たり前みんな一緒が大好き日本人

そもそもこんな音楽後進国において、

洋楽が主体のフェスをまともに成功させること自体が無謀なのかもしれないけど

洋楽を主体として、

パンスプ8年、サマソニは15年やってきたし、soldしたことだってある。


THE BAWDIES? マンウィズ? ベガス?

ミスチル? TOKIO?

自分の土俵を考えろ、と。 出る方も、選ぶ方も。

サマソニオフィシャルにコメントしたとおり、

出演者が嫌なワケじゃないんだよ。

洋楽主体のフェスに、邦楽出演者を目当てに群がる連中が嫌なだけ。

数年に1度しか見られない洋楽勢を見たいと思ってる人が

そんな連中のせいで見られなくなるかもしれないっていう状況が嫌なだけ。

フェスを、ライブ(≠コンサート)を、スタンディングを、最前を、

知らない連中が場所を占領して、被害者面するのが嫌なだけ。

テレビみたいに、嫌なら見なきゃいいってのは通用しないんだよ。

洋楽が好き、洋楽ライブが見たいって人以外の連中が

チケット争奪戦に乗り込んでくるんだから。


集客しなきゃイベント自体が開催できなくなる、なくなるかもってのも重々承知。

その為に、主宰者が客が入るようなラインナップを集めたいのもわかる。

でも、主宰が必要以上に集客や金銭面のことを考えてたら

そのイベントをホントに心の底から楽しみにしてる人たちは楽しめなくなる。

こういうイベントだって、仕事だって、人間関係だって、

自分のことだけ考えてたらダメになるんだよ。

お客さんが、相手がいることなら

その人たちのことを考えないと、良いものになんてならないだろうし、

その人たちが良い思いなんてしないと思うんだ。

自分が良い思いをすればした分だけ、ね。

Facebookで見たか、Twitterで見たかは忘れたが、誰かが言ってた。


こんなことを続けるんなら、いっそのことやらない方が良い


激しく同意だった。

ミドルネームから、超ビッグネームまで

海外ミュージシャンのライブ・コンサートを取り仕切るクリエイティブマン。

それなのに、ここ最近のクリマン主宰フェスとなると

日本に於いての、そんな洋楽の権威はどこへやらのラインナップ。

1回つぶれて、0からやり直した方が良いんじゃないかとさえ思ってしまう。

日本での、海外勢のイベントの第一人者はクリマンかもしれないが

クリマンは唯一ではない。

海外のCDを日本盤として販売・発売し、

海外バンドと契約するレーベルだって日本には存在する。

パンスプやサマソニみたいな大型フェスじゃなくても、

それに比べたら小さいイベントやフェスを主宰するところもある。


KICK ROCK INVATION

BEYOND[THE]BLUE

UNIONWAY

bullion

GO WITH ME

Fearless Records Japan

TWILIGHT RECORDS

ZESTONE RECORDS

ICE GRILL$

激ロック

HB Sound Delivery

ALTERNATIVE PRESS JAPAN



知識不十分な自分が知るだけでも、

日本に洋楽に関する機関?ってのはこれほどある。

クリマン一手でやるより、これらのところが協力・協賛して運営した

洋楽フェスの方が遥かに良いものになる気がする。




途中で言ったが

嫌なら見なけりゃいいだけの話。

でも、それはチケットが取れて、参戦する権利を得て初めて使える言葉

チケットが取れなかったらどうしようもない。

残りのラインナップも気になるところだが、

これは去年も言ったし、思ったし、願ってたこと。

それを今年も言う。


洋楽ラインナップが楽しみな人

洋楽が好きな人

好きな海外勢が何年来で来日するって人

本当の意味での、洋楽を主体とする"SUMMER SONIC"を楽しめる人

そんな人たちに、

一人でも多くのそんな人たちに

1枚でも多く、チケットが行き渡ることを

切に願います。