誰にも頼れない“妊娠初期”



夫が先にアメリカへ赴任し

私は彼がかつて一人暮らししていた部屋から

残り少ない日本での会社生活に通っていました。



当時私は売掛請求業務を担当していて

1ヶ月かけて一巡する業務サイクルを抱えていました。


引継ぎには最低でも1ヶ月半は必要。

でも、後任の方が着任したのは、出発まであと1ヶ月を切った頃。

限られた時間の中

どうにか後任の方やチームが困らないよう

工夫しながら業務を引き継いでいました。



そんな忙しい毎日の中

お昼休みが近づくと不思議と体調が

悪くなる日が続きました。


日に日に悪化していく体調に

「もしかして…」という予感があり

妊娠検査薬を使ってみると、陽性反応が。



すぐに婦人科へ。

妊娠初期でしたが

どうやらつわりが早い段階で来たようです。



エコーではまだまだ小さな心臓が

小さく動いていました。


すぐに私の元に赤ちゃんが来てくれた事は

嬉しい事でした。

長く付き合った彼と

新しい生活が始まります。


しばらく大変だけど

この命を守らないと…


まだ安定期でもなく、夫と話しをして

職場には誰にも伝えず黙って働き続けました。




でも、私には実家という

“安心して頼れる場所”

がありませんでした。


体調に寄り添うより「信心が足りない」と

お経を強いられたり

またはつわりが軽くなるように

お経をするように言われたり、


生まれてくる子どもにまで影響を及ぼすような

言動をされることが目に見えていたからです


だから妊娠のことは、一切話しませんでした。



つわりは本当に辛く、お粥さえ受けつけない日々。

寝ても覚めても吐き気。

頼れるのは遠くアメリカにいる夫だけ。

でも当時はLINEもなく、連絡は高額な国際電話。

何度も電話をして、話すたびに何万円もかかりました。




そして渡航の日。

7月末、気持ち悪さを必死に隠しながら

成田空港から1人でアメリカへ出発しました。


出発当日の朝、こっそり産婦人科へ行き点滴を受け

万が一に備えて医師の診断書をもらってから

空港へ向かいました。


9時間のフライト。

初めての海外への飛行機が、引越しのため。

冷房の効いた機内は

つわりで体調が悪い私にはとても

冷たくつらい空間でした。



無事にアメリカの自宅に到着した時

私は家に入るなり

ベッドに倒れ込んでそのまましばらく動けず

ただ眠りに落ちました。



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明るい内容ではありませんが、

前向きに回復していくための記録として綴っています。

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