高校生になって、

私も少しくらいは自由を求めていました。


しかし門限は厳しく、平日は夜7時まで、土日であっても夕方5時にはお寺に行くように言われる事が多かったです。

学校が終わって遊びに行ったとしても、他の友達とはすぐに時間が合わなくなる。

心の距離を縮めようとすればするほど、「家庭の事情」が障害になっていました。


もし友達と何か問題があれば、その子にまで父の暴力が及ぶかもしれない。

そんな不安も常に頭の片隅にあったため、深い交友関係を築くことはできませんでした。



そんな私にも、高校生の頃、彼氏がいました。

私の事情を理解してくれていた、年上の人でした。


友達の多くは、私の背景を詳しくは知らなかったけれど、

彼は少なくとも「私の中にある複雑さ」に合わせて会ってくれていました。



ある日、彼とその友人が夜を明かして遊んでいて、朝方5時頃、私の家の近くまで来ていると連絡がきました。


家のすぐ近く、50メートルほど離れた場所。

朝といえば朝。

ほんの少しだけなら大丈夫だろう——そう思って、私は外に出て、2人に会いました。



ところが5時半ごろ、父が起き、私が家にいないことに気づきました。

家の外まで出てきた父は、私と彼らを見つけると、激しく怒鳴りながら殴りかかりました。

「こんな時間に何やってるんだ!」


父は、彼氏とその友人を拳で殴り、怪我をさせてしまいました。


なんて事を…



私は家に連れ戻され、家の中で何度も殴られ、蹴られました。

洋間のガラス戸に追い詰められ、拳で顔を殴られたとき、

私は背中からガラスを突き破り、上の前歯が下唇を貫通する大けがを負いました。



こうした暴力は、これが初めてではありませんでした。

私はただ、冷静に暴力が収まるのを待ち、

朝になるのを見計らって病院へ向かいました。



病院では、顔の怪我に対して処置を受けることになり、

看護師さんから「どうしてこうなったの?」と聞かれました。

私は事情を話しました。

すると、返ってきた言葉はこうでした。


「あなたが悪いことをしたんでしょ?」


一瞬、頭が真っ白になりました。


え?

こんな顔になるまで殴られて、ガラスまで割れて、

それでも「私が悪い」と言われるの?



たしかに、高校生が早朝に家の外に出ていたことを、心配する気持ちはあるでしょう。

けれど、それが理由でここまでの暴力を受けることが「当然」とされるなんて

その言葉は、私の心に深く刺さり、

「ここでも守ってもらえないんだ」と感じた瞬間でした。



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