今回は逆腹式呼吸と内肋間筋の関係についてお話しいたします。
内肋間筋は、
筋トレなどではあまり聞くことのない、
少しマイナーな筋肉かもしれません。
しかし私は
この筋肉の大切さを
皆さんに
是非知っていただきたいと思っています。
それは
内肋間筋を使えば
あらゆる動作を上手く行えるからです。
これから
その種明かしを説明したいと思います。
実験してここまでわかるのに10年かかりました。
少し長くなりますが、
ぜひ我慢して読んで下さい。
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まずは、内肋間筋の位置と機能について
説明いたします。
内肋間筋は肋骨の一番内側に位置しています。
内肋間筋の作用は
肋骨を引き下げることと言われています。
その結果
胸郭が縮んで
肺から息が押し出されるので
呼気筋に分類されます。
安静時の呼吸では、
息を吸う時に主に外肋間筋が収縮して
胸郭が広がり息が入ります。
息を吐く時には外肋間筋が弛緩して
胸郭が元に戻り、自然に息が出て行きます。
しかし、逆腹式呼吸は
息を吐く時に内肋間筋を収縮させて
自然にではなく
肋骨をさらに引き下げ
さらに胸郭を縮めます。
この時、横隔膜の上昇に
ブレーキがかかります。
このブレーキで
横隔膜は収縮しながら伸び、
強い力を発揮します。
これを伸張性収縮という人もいます。
腹圧の記事で説明したとおり
立位での腹圧は横隔膜の強さ次第です。
横隔膜の収縮で腹圧が高まります。
また重心の記事で説明したように
縮んだ胸郭に押し出された内臓によって
身体のの重心が下がります。
この結果、体幹が安定し
四肢が自由に動かせるようになるのです。
これが
あらゆる動作が上手く行く仕組みです。
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それでは私の実験結果をご紹介します。
腹圧や重心の記事で載せたグラフと
一部重複しますが、
体幹安定の根拠となるグラフです。
―― まずは腹圧についてです。――
内肋間筋を収縮させる逆腹式呼吸では
腹圧が上がり
内肋間筋を弛緩させた安静時呼吸では
腹圧が上がっていません。
―― 次は重心についてです。――
内肋間筋を収縮させた逆腹式呼吸では
重心が下がり
内肋間筋を弛緩させた安静時呼吸では
重心が下がっていません。
踊りにウォーキング
料理や仕事
もし、あなたに上手くいかない動作があれば
内肋間筋を収縮させて
肋骨を引き下げながらやってみてください。
きっと上手くいくと思います。
ちなみに
私は手術や趣味のテニスの時に
内肋間筋を使った逆腹式呼吸で行います。
そのおかげで
緊張感のある緻密な動作も
狙いを定めたダイナミックな動きも
TPOに応じて自由に使いこなせていると感じています。








