今回は逆腹式呼吸における骨盤底筋群についてお話しいたします。
皆さんは骨盤底筋群をご存じでしょうか?
腹腔を容器に例えた場合、
底に相当する筋群で
肛門挙筋のほかいくつかの筋の総称です。
私は産婦人科医ですので、
骨盤底筋群の機能不全に悩まれる
多くの患者さん達と向き合ってきました。
子宮脱、膀胱脱、直腸脱、腹圧性尿失禁・・・

骨盤底筋群の機能不全は
どちらかというと女性に多い異常疾患ですが
もちろん男性にも関係があります。
そこで、私は骨盤底筋群についても
逆腹式呼吸の実験を行いました。
そして、とても面白い発見をしました。
骨盤底筋群と腹筋の収縮は
必ず連動します!
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それでは、私の実験結果をご覧ください。
このグラフは、腹圧と腹筋の実験中に
ちょっと遊びのつもりで行ったものです。
逆腹式呼吸で息を吐く時に、
ギュッギュッと肛門を絞めてみました。
すると、腹圧の上昇とともに
外腹斜筋と腹横筋の電位が上がりました。
内肋間筋は
肛門を絞めても絞めなくても上がりました。
何度かやってみたのですが、
この関係を
どうしもて切り離すことができませんでした。
そして複数の被験者で試しましが、
みんな同じ結果でした。
スポーツや歌でより高い腹圧が必要な時、
肛門を絞めることで
簡単に腹圧を上げて
パフォーマンスを高めることができそうです。


