日曜劇場『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』
倍返しだ!で一世を風靡した「半沢直樹」後のドラマで視聴率を気にされているドラマ。大島優子ちゃんが出演するのでとりあえず、チェック(とうぜんAKB関連のない半沢直樹はノーチェック)。
最近の優子ちゃんは先日の手塚治虫の半生を描いたスペシャルドラマ等へ出演作品にかなり恵まれています。
ただその恵まれた状況を作っているのは彼女の弛まない努力なんでしょう。視聴者が飽きやすくダレがちなTVドラマでは脇役ってその物語のアクセント役として重要なんですよね。
だから、出演するたびに爪痕を残さないとなかなか何回も使ってくれないはず。
またTVドラマではAKBブランドはプラスよりマイナスに働く場合が多い気がします。なぜなら枠役にAKB色が出ちゃうとそのドラマの筋が壊されかねないからです。
優子とあっちゃんの違い
たぶん、優子ちゃんは女優として確かな力量を認められて数々のドラマに出演している気がします。ただ、あっちゃんと違うのがその色を出さずに器用になんでもこなしてしまうことなんでしょう。
良い意味でも悪い意味でもあっちゃんは何を演じてもあっちゃんなんです。現在放送中の時代劇の中でもあっちゃんなんです。だからこその主役なんです。あっちゃんだけが目立っていればイイんです。
そういった不器用ともいえる個性が大島優子には少ないのか、それともあまり出そうとしないのか?
AKB48の劇場やコンサートではまったく正反対の色が出るんですけれどねぇ。
AKBでの優子は夜空に輝く孤高の月。夜空の星々を消え去るくらい強烈に輝く満月。だから優子と同じ舞台にあがるメンバーをその個性にかき消されないように自ら懸命に輝かなければならない。
反対にあっちゃんはまさに太陽。ダンスがうまくなくったって、歌が下手でも、各メンバーの個性を後ろから優しく包みこうむように輝かせてくれる。どんなに影に隠れていても、そして萎れていてもあっちゃんと同じステージに立つメンバーはみんな輝く。
不思議なもんです。
キムタクから学べ
今回の出演するドラマはキムタクが主演、相変わらず、キムタクはキムタクでしたね。この人ほど、何の役をやらせてもキムタクになっちゃう人はいませんね。「武士の一分」という時代劇映画も100%キムタクでしたもんねぇ。
スゴイです。いやカッコいいです。本当のスターは、どんな役でも自分にしちゃうもんです。カメレオン俳優がもてはやらせられますが、それはホンマのスターに勝つために努力した結果論であって才能やスター性ではないはず。
今回も大島優子はイイ共演陣に恵まれましたね。大島優子がホンマのスターであるキムタクからどんなところを盗むのか楽しみです。