2010年10月にAKBグループ第二弾として結成されたNMB48(難波)。結成後すぐに2010/12/31にはAKBグループとして紅白にも出場し、2011/1/1に初めて行った劇場講演も大入り満員(現在も満員継続中)。体制も吉本興業と京楽産業(パチンコ・アミューズメント大手)の合弁会社であるKYORAKU吉本という鉄壁の布陣。
他のAKBグループからの移動や移籍もなく、なおかつ、劇場もSKEとは違い専用劇場「NMB48劇場」をホームグラウンドとしAKB48と同じくほぼ毎日のように公演をおこなっています(SKEは毎日ように行うことができていない)。
さらにメンバーのほとんどが近畿地方出身者で、なおかつ全員が研究生という下積みを必ず踏ませています。ゆえに、メンバーはすべてNMB48所属のオリジナルメンバーで他のAKBグループからの移籍や移動もまったなく純粋なオリジナルグループです(SKE、SDNはAKBからの移動や移籍がある)。
5年間で培ったAKBでの挑戦をカテにして良いものは取り入れ、ダメなものは切り捨てるという形でNMB48は出来た感じです。つまり、AKB、SDN、SKEで試行錯誤しながら取り組んできたAKBジャンルをほぼ完成形にしたのがNMB48といえるでしょう。
関西圏に現れた新たなジャンル
ゆえに、劇場公演だけでなく、TVや雑誌等のメディアに対する対応も、他のAKBグループより初期の頃から、かなり完成度が高かったです。さらに関西地方にはまだ、関東圏のような「アイドルグループ」というジャンルが確立していなく、比肩するグループも皆無(今もって)。
関西圏に在住の方はご存知だと思いますが、お笑いタレントではカバーできないアイドルのような可愛らしさが必要な媒体はほぼNMBメンバーが席巻しています。
なぜなら、歌えて、可愛いくて、ベシャリも効く。なおかつ人数も多くて個性的となれば、どの媒体もこれほど使いやすいタレント集団はいないと考えているからでしょう(AKBグループという知名度かも上手く利用している)。そう関西のアイドルジャンルは現在、NMBのほぼ独占状態なのです。
全国制覇への課題
AKBグループはメンバーの結束が固いことで有名ですが、特にNMB48は研究生時代からみな同じステップで過ごしてきているので、その結束が尋常じゃなく固い。同時にファンもAKBグループの一つとして応援するより、「NMB48・命」という人が多いので、メンバーとファンとの結束力の高さは現在のAKBグループ中No.1といって過言ではないでしょう。
そのNMB48をエースとして、そして絶対的リーダーとして「さや姉」こと山本彩が体を張ってひぱってきました。しかし、NMB48で「さや姉」はAKBでの前田敦子と高橋みなみの二人分の役割を一人で背負っている感があり、彼女の荷が重過ぎます(でも全てのことにおいて「さや姉」が群を抜いちゃっているんだよなぁ)。
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「さや姉」だけでなく、今後は各個性を持ったメンバーがNMBを一緒に牽引してくれれば、「よしもと興行」のように大阪から日本エンタメ界を席巻していく存在になれるでしょう。
AKB48を越えるのはNMB48である
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今後の「さや姉」の負担を減らすために、活躍の期待値が高いメンバーは、ミルキーこと渡辺美優紀(大阪のまゆゆ)、超絶身体能力・あいにゃんこと福本愛菜、そしてNMBの切り札ジョーこと城恵理子(チームMリーダー)あたりですかね?(負担だけじゃなくライバルとなりうる存在もほしいとこところです、AKBの前田に対して大島、SKEのW松井)
また、ここ最近、本家のAKB48がメッセージ性の強い楽曲や新しいスタイルに挑戦しているせいもあって、AKB48の楽曲がアイドル路線からちょっと外れています(メジャーグループになったので仕方ないのですが...)。それゆえか、NMB48のオリジナル曲は本命王道アイドル曲なので、初期のAKBファンがNMBに流れてきる兆候があります。
その結果、女性グーループ初というデビューシングル曲から3作連続・オリコンチャート1位を獲得するという原動力にも繋がっているようです。
この浪速のド根性娘達の勢いとポテンシャルがさらに躍進すればAKB48越えも見えてきます。今年の選抜総選挙にNMB48から何人上位に送り込めるか?凄く楽しみです。こういった状況から個人的にAKB48を越えるのは公式ライバルの乃木坂46ではなく、NMB48だと見ています。
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