【Premiere Pro】これで解決!「トランジッション」の基本的な仕組み | 歴史好きの動画編集

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あれこれと書いていくブログです。

 

今回は動画編集ソフト「Premiere Pro」の

技術的な解説をお伝えします。 

 

2つの動画素材をつなげるときに

「トランジション」というエフェクトを

適用することが良くあります。 

 

この「トランジション」を活用することで、

動画のシーン変換のイメージを色々

変えれますので、とても便利です。 

 

「トランジション」の適用のし方も、

適用したいトランジションを

[エフェクトパネル]から選んで、

2つの動画素材のつなぎ目に

ドラッグ&ドロップするだけの

簡単なものです。 

 

ですのでトランジションの仕組みを知らなくても

誰でも適用することが出来ます。 

 

ところで、あなたはこの「トランジション」を適用した時に

 「あれ?なんか変なシーン変換になった」

となったことがありませんか? 

 

今回はそうならないための

「トランジション」の基本的な仕組みについてお伝えします。 

 

 

今、動画素材Aと動画素材Bのつなぎ目に、

2秒間の「トランジッション」を適用するとします。 

そうすると実際は、

動画素材Aと動画素材Bを

それぞれ1秒づつ延ばして

効果を得る仕組みとなっています。 

さてここで問題となるのが、

動画素材Aの最後と

動画素材Bの最初をつなげて、

そのつなぎ目に「トランジッション」を

適用する場合です。 

このような場合「トランジッション」を適用しようとすると、 

 

『トランジッションに必要な予備のフレームが不足しています。

不足分は端のフレームを繰り返して対応します。』

 

というメッセージが表示されます。 

 

これは適用する素材動画が最後と最初のため

『延ばす部分がありません』

という意味です。 

そして

『動画の端の部分を無理やり持ってきて延ばします』

となります。 

こうなると、実際に見てもらえば分かるのですが、

違和感のあるシーン変換が出来上がります。

 

だって同じ動画を繰り返し見ることになるのですから。 

 

 

こうならないためには、 

 

 動画素材Aの最後の1秒間をカット 

 ↓

 動画素材Bの最初の1秒間をカット 

 ↓

 動画素材AとBをつなげて、つなぎ目に「トランジション」を適用 

 

という作業が必要になります。 

 

トランジションの仕組みを知らなければ

「なんで?どうして?」となりますが、

知ればなんて事は無いと思います。 

 

少しでも「なるほど!」と思っていただけたら幸いです。