ローカーボダイエット、即ち炭水化物摂取を極力控え、相対的にたんぱく質を多く摂取するダイエット法があるが、提唱者のドクターは比較的早死にした。昔、できるだけ沢山水を飲む健康法を提唱しテレビでおなじみになった女優がいたが、やはり早死にした。油分を摂らないダイエット法を提唱していた美容研究家がいたが長命ではなかった。バランスを無視するとロクなことはないのである。
微生物を培養する時、炭素源と窒素源の比率は極めて大切な要件で、この比率をはずすと目的物が生産されないことがよくある。微生物と人間を一緒くたにするなという向きもおありでしょうが、線虫という回虫のような、と言ってもピンとこない向きには、ミミズを硬くツルツルにしたような虫と人間ではDNAは70%以上が一致しているのである。微生物の研究結果もある程度は人間に応用できる。
いかに人間が雑食性であるといっても、その代謝系に適した炭素源と窒素源の摂取比率というものがあるはずである。しかもそれは、全人類一定ではなく、年齢その他の環境に左右されるところが極めて大きい。個々の状況に応じて摂取すべき要素を感知して正しく摂取することなど不可能に近い。従って、「好き嫌いなく、なんでも食べなさい」と躾けられた親の教え=経験に裏打ちされた先人の知恵は正しい。
どの成分を摂取すれば体内でどのように代謝され、生理作用がどう変化するか、まだあまり多く知られていない。昔「ニンジンを食べると頭が良くなるので、ニンジンをお食べなさい」と言われてそれを真に受け一生懸命嫌いなニンジンを食べ続けた友達を知っており、40年以上たった今の彼も知っているが、あれはウソである。
続く
微生物を培養する時、炭素源と窒素源の比率は極めて大切な要件で、この比率をはずすと目的物が生産されないことがよくある。微生物と人間を一緒くたにするなという向きもおありでしょうが、線虫という回虫のような、と言ってもピンとこない向きには、ミミズを硬くツルツルにしたような虫と人間ではDNAは70%以上が一致しているのである。微生物の研究結果もある程度は人間に応用できる。
いかに人間が雑食性であるといっても、その代謝系に適した炭素源と窒素源の摂取比率というものがあるはずである。しかもそれは、全人類一定ではなく、年齢その他の環境に左右されるところが極めて大きい。個々の状況に応じて摂取すべき要素を感知して正しく摂取することなど不可能に近い。従って、「好き嫌いなく、なんでも食べなさい」と躾けられた親の教え=経験に裏打ちされた先人の知恵は正しい。
どの成分を摂取すれば体内でどのように代謝され、生理作用がどう変化するか、まだあまり多く知られていない。昔「ニンジンを食べると頭が良くなるので、ニンジンをお食べなさい」と言われてそれを真に受け一生懸命嫌いなニンジンを食べ続けた友達を知っており、40年以上たった今の彼も知っているが、あれはウソである。