午前5時30分過ぎにテントを撤収して出発。
この時間だとライトは不要。徐々に日が昇って明るくなる。
この日も快晴。
山で迎える朝は気持ちがいい。
今回、熊鈴は2つ、それとは別に電子音のものを1つ。
そして熊スプレー。熊スプレーって意外と重いんだよね。
二日目のこの日は高島トレイルで最高峰の三重嶽を通る。
といっても974mしかないんだけど。
武奈ヶ嶽の山頂付近で休憩をしているとき遠目ながらも熊を見かけた。
東側斜面を3頭の熊が駆け足で下りていく。
鹿とかではなく紛れもなく熊だった。
これだけ山深いところだからいるだろうとは思っていた。
この日は下ったところに水場がある水坂峠に幕営するつもりだった。
けれども熊を見かけて予定を変更。
森の中は怖いので、さらに進んで二の谷山の山頂付近で幕営することにした。
山頂付近の方が気持ち的に安心。
もちろんテント内で食事することはせず、食べ物は木に吊るした。
疲れたこともあり、この日はぐっすりと眠れた。
三日目も快晴。
山の上から見るご来光はやっぱりいい。
何というのかな、太陽のエネルギーを感じて元気がでる気がする。
普通、その日の行動は山に登ることから始まる。
けれどこの日は山を下るところから。
桜峠に着くとそこには舗装道が通っていた。
携帯の電波も入ったのでここで途中報告。
久しぶりに縦走して感じたのは、やっぱりソロの縦走はそれなりにリスクがあるということ。
年齢を重ねれば怪我する可能性も高くなる。
体調不良になって行動不能となることも。
北アルプスなどのメジャールートならば他の登山者に助けを求められるけど、
全然、登山者と会わない山域だとそれも難しい。
ほんのちょっとしたことで遭難事案となり得る。
山での行動もアップデートしないと。
この先の水場情報がはっきりしない。
なので横谷峠ではしっかり3リットル確保した。けど重い…。
高島トレイルも後半に入っている。
前半とくらべて踏み跡がさらにうすくなっている気がする。
実際に何度もルートを間違えて違う尾根を下りかけた。
それなりにルートファインディングも必要。
これは経験則なのか、そういう時って「違和感」を感じるのである。
歩いているトレイルがはっきりしていても「なんとなく違うかも」と。
立ち止まってスマホでGPXデータを確認。
アップダウンを繰り返して駒ヶ岳に到着。
(つづく)
動画「高島トレイル縦走① ~原生林を縦走する~」 公開
YouTubeチャンネル:としの山行記



