(前回からのつづき)
理由は分からないが先へと進めるらしい。
だけど次のエイドでの関門時刻は午前0時。
ただでさえ30分ビハインドしているのに間に合うとは思えない。
何よりも「関門制限でリタイヤ」と思い、完全に気持ちが切れていた。
残り35㎞ほど。
暗闇の山の中を進むにはあまりにも長い。
ここでの関門アウトを受け入れることにした
GPS機器を返却してベンチに座ったとたん足が攣った…。
関門地点ということで、ここから会場までトランスポートがあるらしい。
しばらくは車が来るのを待っていた。
車に乗ってクランスカ・ゴーラに向かう途中、
尾根に沿ってヘッドライトの光が点在しているのが見える。
その選手たちをリスペクトすると同時に自分の不甲斐なさを感じた。
またもやゴールゲートをくぐることなくレースが終わった。
(おわり)
動画「Julian Alps Trail Run by UTMB 2025」公開
YouTubeチャンネル:としの山行記