富士山ひと筆書き ② | Challengeな毎日

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八合目から山頂を見上げる。

つづら折りの登山道を登る人の姿が見える。
 

感覚的に「あと1時間くらいかな」

実際はそれほどかからず午前12時40分、御殿場口頂上に到着。

御殿場口新五合目から4時間20分ほどかかった。

今回はとにかく4登するのが目的、タイムは意識しないようにした。

それでもやっぱり気になる。

「調子は悪くない」

そう思いながら、おにぎりを食べる。

休憩したのち須走口下山ルートへと向かう。

 



須走口下山ルートは吉田口下山ルートでもある。

それなりに登山者がいた。

シーズン最終日でこの天気、十分にうなづける。

 



八合目からは須走口下山ルートを下りる。

途中から砂走といわれる砂の登山道。

シューズに多くの砂が入って下山。



1本目が終了。

菊屋さんでカレーライスを食べる。

そして水の補給。

 



十分に休憩をとったのち、2本目の須走口ルートに入った。

時刻は午後3時過ぎ。

登山口にいる係の人には怪訝そうな顔をされた。

「さっき、下りてきた方ですよね?」

須走口ルートは距離が約7km、標高差が約1,700m、コースタイムが約5時間10分。

個人的には一番好きなルートだ。

しばらくは樹林帯の中を進む。

樹林帯を抜けるとちょうど太陽が山頂にかかるタイミングだった。



太陽が向こう側(西)に隠れるとすぐに暗くなった。

東の空には月が昇ってきた。



午後5時を過ぎると登っている人も見かけなくなる。

寂しさはまったく感じない。

とにかく淡々と登った。

吉田口ルートと合流して九合目からがキツかった。

そして午後6時40分、吉田口・須走口頂上に到着。

3時間30分ほどかかった。

もうすでに真っ暗。

山頂からは夜景が見えた。

富士山山頂から夜景を見るのはもちろん初めて。

これがなかなか綺麗だった。

 



じっとしていると寒いのですぐに下山開始。

この下山がまぁ、長いこと長いこと・・・。

つづら折りの下りが果てしなく感じた。

ようやく六合目の安全指導センターまで下りてきた。

「もうここからの登り返しでよくない?」

「わざわざ五合目まで行って、またここにくる必要ある?」

そんな悪魔の囁きがはいる。

けど、それを言ったらそもそもの意味がなくなる。

なんだかんだ言いつつ富士スバルライン五合目に下りた。

これで2本目が終了。

富士スバルラインの売店はありがたいことに午後9時まで営業していた。

ここでカップラーメンを買って食べる(450円)。

コーラと水も購入。

パンを食べながらコーラを飲みほして休憩終了。

午後9時20分過ぎ、3本目の吉田口ルートに出発。

吉田口ルートは距離が約7.5km、標高差が約1,400m、コースタイムが約6時間10分。

登山道自体は一番整備されて歩きやすい。

この時間帯の吉田口ルートは「ここは外国か?」というぐらい外国人が多い。

日本人の方が少ない。

そしてご来光組の渋滞にしっかりとハマった。

「まぁ、こっちも疲れているからべつにいいけど」

気楽にゆっくりと登った。

各小屋の前には人があふれている。

このルートは補給、トイレに困ることはなかった。

登山道脇に寝ている人も多い。

最初は気になって「大丈夫ですか?」と声をかけたものの、

単に寝ているだけと分かってそれ以降は声をかけなかった。

八合目あたりで日付が替わった。


日の出までまだかなり時間がある。

こっちはご来光は関係ないので、とっとと登る。

数時間前に登ったところを再び登る。

そして午前1時30分過ぎ、二度目の吉田口・須走口頂上に到着。

休憩したのちに、真っ暗なお鉢をまわる。

もちろん誰もいない。

午前2時10分、剣ヶ峰に到着。

エマージェンシーシートに包まって寝ている人がいてビックリした。

「こっちも眠い、ホント眠い」

富士宮口ルートを下山する。

ここでも登山道脇で寝ている人を見かけた。

自分もどこかで寝ようと決める。

富士宮口ルート六合目まで下りてきた。

そして雲海荘さんのベンチで寝た。

気づくと夜が明けるところだった。
 

(つづく)

 

動画「富士山ひと筆書き」公開中
YouTubeチャンネル:としの山行記

 


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