あと2日ほどウィーンに滞在予定。
帰国する前に、
レース参戦記を書く前に、
気持ちの整理が着く前に、
今回のレースについて思うままに書き残しておきたい。
リタイアした原因は完全に気持ちの問題。
決定的に「絶対に完走する!」という思いが足りなかった。
ゴールできずにFinisherメダルを貰えなかったのは残念だけれども、
不思議なことにそれほど悔しさはない。
これは自分でも意外。
海外レースを含めて何回もDNFをしてきたからかもしれない。
少なくとも、やりきったからではないことは確か。
そこまで練習も積めていなかったし、レース中もそこまで追い込んでいなかった。
ブログでは自分を奮い立たせるように書いてきたけれども、
中身というか、気持ちが付いてきていなかった。
「あのままレースを続けていたら完走はできたのか?」
それは分からない。
「完走はできただろう」とは言いたくない。
所詮、負け犬の遠吠えだ。
実際、夕刻から天気が崩れて、2日目の夜はキツイ。
眠気や胃の調子に苦しまされるのは明らかだった。
レース翌日というか、大会終了日の観光を優先させたつもりだったけれども、
然るべき結果だったと思う。
来年以降の海外レースについてはまだ考えていない。
今回のことを考えると、もう100mileへの挑戦はないと思う。
今回と同じ100kmぐらいかそれ以下で考えたい。
レース中はキツくも楽しかった。
毎回思うけど、こっちの選手たちはホントにレースを楽しんでいる。
何人もの選手と話してそう感じる。
楽しかったのは天気に恵まれたのも大きい。
景色が素晴らしかった。
同じような写真を何枚も撮った。
実際、その場に立っていることが嬉しかった。
やっぱり最後は感謝。
レースの結果に関わらず感謝せずにはいられない。
ありがとう。
残り2日も大事に楽しみたいと思う。