先日、やっと開発した「食べロゲイニングアプリ」を使って楽しんできた。
多くの方々の協力があって、やっとここまできた。
やっぱりアプリ開発者としては感慨深い。
テストイベントの事前準備として、いくつかの項目を設定する必要があった。
参加予定者には1週間前にその内容が自動送信されている。
ロゲモードは「対戦型」
チーム数は「3チーム」
ターゲット数は「5つ」
行動範囲は「スタート地点から半径20km」
制限時間は「6時間」
スタート地点は有楽町駅近くのランニングステーションを選択した。
集合時間、スタート時間はすでに通知済。
参加者は自動的に割り振られたチーム編成に一喜一憂したに違いない。
集合時間が近づくにつれて続々と参加者が集まってきた。
集合地点に着いたらアプリで「チェックイン」。
そしてスタートと同時に参加者全員に、この日のターゲット情報が配信される。
ふつうのロゲイニングでは地図を使うけれど、このロゲではスマホアプリ。
この日のターゲットはスイーツのお店や惣菜店、カフェなど。
配信された情報は、それぞれのロゲポイント、店名、住所が書かれているのみ。
実際どこにあるかは自分で調べることになる。
最近はスマホがあれば地図はもちろんのこと大抵のことは調べられる。
今回は対戦モードなので、どの順番にどのポイントのお店に行くかが鍵。
みんな、さっそく作戦会議に入っている。
ターゲット数が5つなので全5戦。
それぞれの対戦でポイントが一番大きいチームがその対戦でのポイントを総取りする。
各チームに割り当てられている使用可能なロゲポイントは「150ポイント」。
これから周るターゲットには、「10ポイント~50ポイント」が設定されている。
たとえば第1戦(1店舗目)で、
Aチーム:10ポイント
Bチーム:50ポイント
Cチーム:30ポイント
ならば第1戦はBチームの勝利となり、90ポイント獲得することになる。
ただしBチームは第1戦で50ポイントの割当を消費したことになるので、残り4戦は合計100ポイントの範囲でお店を周ることになる。
そうこうしているうちにAチームが走り出していった。
Aチームはどこの店に向かったのだろうか?
自分たちのチームは日暮里の惣菜屋に行くことに。
LSD(LongSlowDistance)ペースでゆっくりと走る。
だいたい8.5kmほど走って目的のお店に到着。
タイムの速さは対戦には関係ない。
名物の揚げたてメンチコロッケを買って食べる。
ぎっしりとした歯応えのあるメンチは美味しかった。
アプリで写真を撮ったあと満足度を10段階で入力。
みんな入力し終わったことを確認して次のお店に向かうことに。
他のチームがどのお店に行ったかはゴールするまで分からない。
次のお店(カフェ)ではランナー向けのオリジナルジュースを出してくれた。
これは自分たちが来ることをあらかじめ知っていたお店側のサプライズ。
各チームが行先を決めて入力した時点で、お店側にも人数などの情報が自動通知される。
イベント限定メニューは、もちろん満足度「10」。
そのあとも「食べては走る」を繰り返して無事ゴール。
アプリで確認すると走った距離は30kmほど。
結構な距離だけど無理なく走れた。
Cチームは10分ほど遅れてゴールしてきた。
遅れてゴールしたので、時間に応じたポイントが引かれているに違いない。
集計は簡単、「結果発表」のボタンを押すだけ。
結果はAチームの優勝。
優勝することはできなかったけれども楽しめた。
「ロゲ記録」ボタンを押すと各チームが訪問したお店と写真が表示される。
なるほど。Aチームはポイントにメリハリをつけていた。
「おすすめ店」ボタンを押すとこの日、参加者がつけた満足度の高いお店TOP5が表示される。
他のチームが行ったお店も行ってみたくなる。
ランニングステーションで汗を流したあと、みんなで打上げへ。
各チームの戦略などで盛り上がったことは言うまでもない。
この「食べロゲイニングアプリ」への要望・改善なども結構あった。
課題はやっぱり決済関係。
あらかじめ参加費を集めてお店との決済をスムーズに済ませたい。
イベント仲介者がいれば考えようもあるけれど、それでは手軽さが失われる。
お店のロゲポイント設定ロジックも要検討だ。
満足度が高い、もしくは高くなるような要素(サプライズ、お得度)があるほどロゲポイントを高くするなどが考えられる。
参加者の評価は一般に公開してお店の宣伝になるようにもしたい。
協賛/協力してくれるお店を増やす仕組みは他にもあるはず。
あと、このようなイベントのあとには「打上げ」をやることが多い。
そのあたり、うまくお店とマッチングさせることもしてみたい。
昼間の居酒屋、スーパー銭湯と組むとおもしろいと思う。
「あー、またアプリ開発で忙しい日々になりそうだ」
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すべてフィクションです(^-^;
先日、ぼくの「妄想記事」がおもしろいと言ってくれた方がいたのでまた書いてみました。
過去に2本しか書いていなく、それを読んでくれていたことがすごく嬉しかったです。
今回はかなり現実的な内容にしてみました。
楽しんでいただけたら幸いです。
あれこれ考えるのは楽しい♪
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