走れない秋は、「芸術の秋」。
先日、「ターナー展」を観に行ってきた。
ターナーというと、なんとなく「風景画家」のイメージを持っていた。
今までじっくりと作品を見たことがなかったので楽しみに行ってきた。
場所は上野公園にある東京都美術館。
去年のメトロポリタン美術館展以来になる。
ターナーはロマン主義のイギリス人画家。
ロマン主義といってもドラクロワとは全然違う。
晩年の作品は印象派に近い。
「大切なのは印象を呼び起こすこと」
という言葉がそのまま表している。
作品の解説にも書かれてあったが、ターナーの風景画は景色が主役ではなく、
エネルギーや生命体、光や雰囲気といったものらしい。
たしかに、そんな感じがして非常に興味深かった。
そう言われるまでは気づかなかったと思うけど。
今回の展示で一番印象深かったのは、なんといっても
「レグルス」
すごいインパクトがあった。
一瞬の光を描ききっている。
展示会では気に入った作品のポストカードを買うのだけど、今回はこの作品。
そのほかの作品では、
「バターミア湖、クロマックウォーターの一部、カンバーランド、にわか雨」
「ディドとアエネアス」
が印象に残った。
先日観たスーラーなどの「点描」の作品はいうならば「静」。
今回のターナーの作品は「動」という感じがする。
あまりにも抽象すぎて何を描いているのか分からないものもあるけれど、
自然の大きな「動」を感じることができる。
山景画があまりなく、海景画が多かったからかもしれない。
個人的には山景画の方が好きなのだけど・・・。
やはり巨匠といわれる画家は凄い。
さて次はどこへ
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