小林賢太郎演劇作品『ロールシャッハ』サンケイホールブリーゼ(27日)
脚本・演出;小林賢太郎
『ロールシャッハ』というタイトルは、
心理学で用いられる " ロールシャッハ・テスト " からつけました。
インクの染みによって描かれた偶然の形。
これが中心線をさかいに左右対称になっています。
その図柄は人によって、またその人の心理状態によって解釈が変わる、
というものです。
私たちの生活の中にも「人によって解釈が違うこと」って沢山あります。
ときには同じ事実なのに真反対に解釈されることも。
それはまるで線対称の図柄の右と左のように。
答えが一つじゃない場合、どっちも正解ってこともあるわけですから、
コミュニケーションが不足すると矛盾や対立が生まれたりします。
それは遠い遠い、もしかしたらもの凄く近い、
どこかの世界のどこかの国の、ある「作戦」の物語。
登場人物は見た目も中身もまったく違うタイプの4人。
何が起こっても解釈は全員バラバラ。
そんな4人がひとつのことを協力して成し遂げなければなりません。
当然「すっ」とはいきません。
はたして「作戦」は成功?失敗?それとも…。
ある国の開拓隊に選ばれた民間人3人。頑固で怒りっぽい久ヶ沢徹、気が小さい小林賢太郎、自分の意見をもたない辻本耕司。開拓隊指揮官は竹井亮介。
国土を広げるために島から島へと開拓を続け、ついには「世界の果て」と言われる大きな壁にぶつかった。世界の端っこである「壁」を壊すために大砲を撃つという作戦に挑む。訓練をかさねるうちに彼らは、この作戦に裏があることに気がつくが。
2階席だったので、コントの積み重ねの笑いの壷(1階席での笑いについていけなかった)や、細かな演出上の意図がわかりにくかった