突劇金魚 第13回公演「夏の残骸」伊丹AI・HALL(12日)
作・演出:サリngROCK[出演]蔵本真見・个寺ギン・山田まさゆき・サリngROCK(以上、突劇金魚)田中良子・野村侑志 (オパンポン創造社)
个寺さん、山田さんが入団しての新生金魚。真見ちゃんの初主演
気になる作家サリngさんの感性全開
7月にショートバージョンで観劇しているので、その変化も楽しみでした。登場人物は、自分の価値観を持っています。弱さを隠して強がっています。
同棲の彼氏からいたぶられても、けなげに愛する女。ある日から詩人に憬れる彼氏がいなくなり、その部屋はゴミ袋が溜まり、夏の暑さで異臭を放っていた。そんな主人公の部屋に泥棒が押し入るが、逆に真見ちゃんに脅され命令されます。
隣の部屋からは大音響の音楽が流れ、喫茶店の出前の女は男を呼んではセックスしてお金を取っていた。
真見ちゃんの唸り声が肉の塊りを喰らう仕草が舞台を支配します。気の弱い泥棒の山田君。野村侑志の孤高の狂気。
幻想でなく現実はいつもこのような痕跡を残す。独特な主張を舞台いっぱいのゴミ袋が鬱屈した女の無残を現しているのか。考えても解釈は説明できないな。着想がユニークで思いも付かない