カン劇cockpit第6回公演「変調・夏祭浪花鑑」アトリエSーpace(25日)

古典作品『夏祭浪花鑑』を変調つまり、受け取りやすく(エッセンス以外)変えまくった、問題があるやも知れない、いや、問題がある翻案劇!

時代はいつかわからない。とにかく、大阪の何処かの何時かだ。義理と人情・友情が人を動かす!ドタバタだけどカッコいい!笑いあり涙ありの、ザ・芝居!!
アホやと言われようがなんだろうが、カン劇cockpitが新体制で超大作に無謀にも挑む!! (パンフより)

『夏祭浪花鑑』は中村勘三郎さんが、NY公演でされた演目らしいです。

任侠もの、人情よりも義理が重たい男の世界です。人情厚い人間ほど、義理ガタイ。そんな男の物語。

恩人の息子はちゃらんぽらんなボンボン。その息子のため、やむを得ず人を殺めてしまう主人公。それを知り身代わりになる友人や、その妻たちの苦悩。

義理人情の世界は惹かれる。大袈裟に悩み古臭いが涙もろい、それがまた泣ける。
今はどちらも欠けたひとが多い。しかし義理人情は現代にも通ずる。深い絆は必要だ。

憎たらしい牛丸さんの役。普段の牛丸さんは親しみのあるいい人(一緒に鍋をつついたビール)しかし今回は思い切り恐かった。その恐さはゾクゾクするほど素晴らしかった。

石川さん、初めての客演が時代物。着物に髪も結って真っ直ぐ立って、目先でも語ってました。澄ましながら凄む台詞もありカッコよかったわーい(嬉しい顔)

テノヒラの新人川上さん、初物に挑戦なのに元気で明るく活躍でした。