cube presents『有毒少年』シアター・ドラマシティ(29日)

【作・演出】末満健一(ピースピット)

【出演】木戸邑弥 昆夏美 / 三倉茉奈 丸尾丸一郎(劇団鹿殺し) 西山宏幸(ブルドッキングヘッドロック) 君沢ユウキ 水野小論(ナイロン100℃) 伊与勢我無(ナイロン100℃) 上田 結 小松利昌(sunday) 六角慎司 竹下宏太郎(piper) / 姜 暢雄 シルビア・グラブ

昨年公演された、ピースピット作品を東京初進出のキューブバージョン。

「有毒少年」に出演された役者さんをロビーで多数お見かけする。始まる前からテンション上がりましたグッド(上向き矢印)

冷静な観劇でした。やはり、ピースピット版の役者さんを思い出していました。
有毒少年・無毒少女・怪盗蝙蝠・夜空・幽霊・読書家・魔女・蠅男・時計兎・黒猫。

汚染された世界のダークファンタジー。
唯一の人間都市「ヘブンズパレス」にわずかの人間が住んでいる。
しかし、その世界も12年前、ある日を境に<太陽>と<名前>が消失。
人間の身体がいびつに歪み、子供が産まれることも無くなってしまう。

そんなヘブンズパレスの地下シェルターに、有毒化でしか生きられない少年が、ネズミ君と呼ばれる人物に育てられ、一人で棲んでいた。
12年後、蝙蝠と名乗る盗賊により始めて地上に導かれる有毒少年。
少年の夢「僕は花が見たいです」を叶えるために・・・。

地上には、無菌化でしか生きられない無毒少女が無菌室に暮していた。最高権力者の兄は、唯一名前を持つ免疫不全の妹のため、花粉を認めず植物を焼き払ってしまったため、地上に花はなくなっていた。

有毒少年は、盗賊蝙蝠の出身であるサーカス団に預けられる。その団長は醜い蠅男。元サーカス団のスターであった魔女との関係は。夜空と名乗る辻撃ちの目的は・・・ 。

一方幽霊屋敷では、過去を知る幽霊と読書家と名乗る旅する女が、昔話に浸っていた。

ピエロ・警官・時計うさぎに黒猫が、舞台を彩る。全員異型の姿。濃い化粧と衣装で変身姿。その中で<有毒少年><無毒少女><読書家>は、人間の姿その謎とは・・・。

惹かれあう少年と少女の想いは叶うのか?その果てに明かされる、この世界の秘密 。感動のラストに待っていたものは・・・。哀しい結末なのか・・・。 想像していなかったこの世の秘密。

東京版は、魅せる演技でシンプルにされていましたぴかぴか(新しい)