少年王者舘「超コンデンス」京都芸術センター(21日)

作・演出の天野天街さん、他の追随を許さない、独自の世界観を提示続ける‘少年王者舘’

映像も駆使し、言葉遊びも多様される。言葉そのものが異型の語り口である。振り付けも幾何学的ダンス。昭和レトロ感覚いっぱいの服装に台詞、舞台装置しかり、まさしく‘少年王者舘’そのものである。

舞台中央に吉田一郎君が立っている。
一人呟く、応答する多くの声が舞台全体から聞える。

一郎は叫ぶ。いるよここに!一郎はここにいるよ!
狂言回しの二人が、一郎のことを、いないよ、どこだ!と囃子たてる。
これを眼にあててごらん、その破片を眼に当てると・・・

時空を飛び越えて、多くの一郎に出会う。年齢も姿形も年代も違う。
あえて言えば、昭和初期と1960年代、三田明の「美しい10代」が流れる。金星の飲み屋でどんちゃん騒ぎもします。

ラジオ、映像の字幕にモザイク画像。
言葉遊びもふんだんに。小窓から、顔を出して数言。重なる台詞も多いのに大変だー!京都弁は懐かしい。(京都弁と思う?)

アル中の妄想だったのか?実際の一郎は誰だったのか?

ダンスパフォーマンスも振り付けもありの2時間。ちゃぶ台シーンが長かったせいか、芝居時間もいつもより長かった!

座った位置が水柊さんの正面で、じっくり見れて良かったわーい(嬉しい顔)