昨日からものすごく目がかゆくて、顔の皮膚もかゆくて、かかないようにしようと思うけど、つい掻いてしまう。くしゃみがのべつ幕無しに出る。これもつらい。

急にいい天気になっていい天気が続き、温かくなったのでスギ花粉が大量に飛んでいるのでしょうね。

いい天気になったのは冬という気候から春になった証拠だからうれしいのだけれど・・・・・スギ花粉にやられるのは困りものです。

 

 

芥川賞の受賞作「荒れ地の家族」をお友達から貸してもらって読みました。

感想を書くことがとても難しい本だと思いました。

芥川賞の受賞作だそうですが選考の基準ってあると思うのですけど何で決して明るい内容ではないこの作品が選ばれたのかよくわからない。

 

以下はこの本の紹介文(あらすじ)です。

 

あの災厄から十年余り、男はその地を彷徨いつづけた。
元の生活に戻りたいと人が言う時の「元」とはいつの時点か――。40歳の植木職人・坂井祐治は、災厄の二年後に妻を病気で喪い、仕事道具もさらわれ苦しい日々を過ごす。地元の友人も、くすぶった境遇には変わりない。誰もが何かを失い、元の生活には決して戻らない。仙台在住の書店員作家が描く、被災地に生きる人々の止むことのない渇きと痛み。

 

本の中身に出てくる人たちの話ことばが方言なのはなんとなくほっとするのはなぜか?

私が使っている言葉と同じだからか?

本では災厄と表現されている東日本大震災はあしたが12回目。

亡くなった人たちの命日。

またあの日が来ます。あの災厄はこのような文学作品を生んだと、芥川賞を受賞したことを素直に喜びたいと思いました。