山の楽しみは、なんと言っても食べること。すごいのよ。北アルプスの山小屋って。山の上なのに。
これ、常念小屋 の朝食。
まるで、下界のどこかの民宿のようでしょう?
ここで、これから行動するためのエネルギーをガッツりと補給するの。
これ、大天荘
でいただいた昼食。 インディアンカレーセット。 1100円
本格的なグリーンカレー、サフランライス、ナン、それにミルクの入ったチャイ、かぼちゃの焼きプリンアイスがデザートについていました。
カレーは3種類の中から選ぶことが出来るのです。
わあおいしい! 焼きたてのナンの、香りがいいこと! ふわふわカリッとしていて、みんなでそのとびっきりの味に顔を見合わせました。
ずっと歩きとおしてきたからだろうって
いや、それを差し引いても、ほんとうにおいしい!
この小屋には、7年もインドで本格カレーを修行してきたシェフが小屋番でいるんですって。
チャイがおいしかったので、作り方を教えてもらいました。
水に砂糖、紅茶の葉も入れて沸かし、煮出します。牛乳を入れます。
それにシナモンとジンジャーをいれてかきまぜます。 以上。
燕山荘 は、70年もの歴史を持つ山小屋です。
ここの夕食もなかなかでしたわ。
もちろん、ご飯と味噌汁がついて、ご飯はお代わりも出来ます。
さらに、この日は夕食の後、アルペンホルンの演奏まで聞いてしまいました。
次はね、合戦小屋でいただいた昼食。
天麩羅うどん。これがまたおいしい汁加減で、みんな大満足です。
暑い暑い尾根を登り、冷たく冷やしたスイカに出会ったら、もう、絶対食べずにいられないですよねー。
私たちも、つらい急坂をスイカを思い浮かべながら、頑張りました。(下りだってつらいのよ。)
スイカって、こんなにおいしかったかと、改めて、大感動のおいしさだったわ。
山歩きをしていると、布団の上に眠ることが出来、おいしい食事を出してもらい、それがほんとうに本当にどんなにありがたいことか・・・・とってもよくわかります。。
北アルプスを登るときには、重い食料、調理道具、寝袋・・・を持たなくてもいいのですもの。ハイザック1つだけで、登れることは、もう1度言うけど本当に本当にありがたいです。
東北には、私の知る限り、こういう山小屋のあるところって、月山の山頂小屋しか、知りません。
飯豊や朝日は、山が深くて日帰りが出来ませんから、避難小屋に泊まりながら縦走をするのですが、食料と調理道具、寝袋、必要なものすべてをを背負って出かけなければなりません。
営業の小屋で、いろいろサービスしていただけるのはありがたい。ほんとに助かります。
確かにね。
が・・・・・・・。
飯豊や朝日では、いまのままでいて欲しい。
ほんとに全部を背中に背負って縦走出来る、エキスパートだけに許される山があっても、いいと思うから・・・・。