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昨夜は「日本映画で廻り舞台」"美空ひばり編”でした。 


 1曲目 (松竹)「踊る竜宮城」~〈河童ブギウギ〉
当時まだ12歳だったひばりさんのデビュー曲で、河童の扮装で歌われているそうですが、子供らしくとても可愛いらしく歌っています。 

 

2曲目 (大映)「二人の瞳」~〈二人の瞳〉
ハリウッドで子役で知られたマーガレット・ブライアンと共演した映画で歌われたそうで、とても軽快な曲です。 

 

3曲目 (東宝)「ジャンケン娘」~〈素敵なランデブー〉
楽しげな手拍子に、男性コーラスも加わり、コミックソング的な明るく楽しい曲で、気持ちがウキウキしますね。この映画が大ヒットし三人娘として共演が始まったそうです。

 

4曲目 (日活)「力道山物語 怒涛の男」~〈怒涛の男〉
ひばりさんは友情出演だそうですが、少女~大人に成長した歌でしょうか。タイトルとは違い、力道山そのものをしっとりと歌われています。 

 

5曲目 (東映)「のれん一代 女侠」~〈のれん一代〉
ひばりさんの持つ個性と強さをしっかりと出していて、人生の応援歌のようで元気をもらえる曲です。素晴らしい歌唱力で堂々とした姿が浮かぶようです。 

 

6曲目 (新東宝)「ひばりの三役 競艶雪之丞変化」~〈江戸の闇太郎〉
気迫溢れる男歌は正に映画を観ているような感じになります。流石にひばりさんですね。何を歌わせても天下一品で最高です。

戦後、日本映画全盛期をむかえて多くのスターが人気をはくしましたが、五社協定で俳優の他社出演は禁じられていました。

ひばりさんは、映画会社六社全てに出演した唯一の女性歌手であり、今回は6社の映画からの主題歌紹介でしたが、1曲目~3曲目まではこれひばりさん?と思える曲もあり、天才少女歌手~歌謡界の女王への道筋が少し分かったような気がします。

レコードだけでなく映画からも歌が人々の記憶に残ったんでしょう。
そんな日本映画黄金期に大輪の花を咲かしたひばりさんは、歌手で超一流、役者としても超一流で、やっぱり永遠の女王ですね。 


 「日本映画で廻り舞台」2週連続となる次回は、11月8日(金) ひばりさんと同じく映画会社全てに出演された唯一の男性歌手である“舟木一夫さん編”です。

12月に傘寿になられる舟木さんへのお祝の気持ちを込めてだそうで、どんな映画からどんな曲を紹介して下さるんでしょうね。
あの映画のあの曲かなと、色々と浮かびます。次回が愉しみですね。