いつも『語り部シアター』のお知らせをありがとうございます。

昨夜は「テレビアニメ=漫画で廻り舞台」がテーマでしたが、その中でもスポーツ根性もの、略してスポ根作品を前半は男の子、後半は女の子が主人公である曲で紹介して下さいました。

1曲目 巨人の星~ゆけゆけ飛雄馬 (アンサンブル・ボッカ)
打撃音からのスタートと言われ、毎週楽しみに観ていたスポ根の元祖“巨人の星”と直ぐに分かりました。
父の星一徹、姉の明子、ライバル花形満、伴宙太、左門豊作、オズマ等、次々とお二人のトークから出てくる名前がとても懐かしかったです。
また、消える魔球、大リーグボール1号~3号等も記憶にありますが、こんな最高の野球アニメはないでしょうね。
曲は軍歌調ではあるものの、正に王道のスポ根テーマソングです。

2曲目 あしたのジョー (尾藤イサオさん)
尾藤イサオさんの代表曲ですが、スキャットで、”ルルルル・・・・“と入るところは尾藤さんのアドリブだったそうです。男性ならではの歌声で、感情を込めて歌われています。

3曲目 タイガーマスク (新田洋さん)
一途に戦えば悪を倒せるという正義に溢れた真っ直ぐなストーリーは、勇気と力をもらえますね。
軽快なメロディーで、勇気が湧いてくる歌詞は迫力満点です。

伊達直人と主人公を名乗り、男性からランドセルが送られ、自らが育った孤児院へ素性を隠し寄付をすることから、”タイガーマスク現象“として広がったことがありましたね



4曲目 アタックNo.1 (大杉久美子さん)
「だけど涙が出ちゃう、女の子だもん」と言うセリフが印象的でした。
とても可愛いらしい声で歌われています。
東京オリンピックで女子バレーチームが東洋の魔女として金メダルを獲得し、その名前を世界に広げてバレーボールブームを作り、それをイメージした作品だそうです。

5曲目 サインはV (麻里圭子と横田年昭&リオアルマ)
V・I・C・T・O・R・Y~と出だしからエネルギッシュな気持ちにさせてくれ、聴いていると元気が出てきます。
X(エックス)攻撃、稲妻落としサーブ等、色々な技で楽しめたドラマでした。
熱血コーチの牧コーチ役だった中山仁さん、朝丘ユミ役の岡田可愛さん、ジュンサンダー役の范文雀さん等の名前も出て、これも懐かしかったです。

6曲目 リボンの騎士 (大浦みずき&大友直人指揮:東京交響楽団)
冨田勲さんのシンセサイザーで奥行き感があり、オーケストラをバックに壮大なドラマの感じがします。
大浦みずきさんの情感豊かな歌唱は素晴らしいです。
さすが、宝塚花組トップを務められた方ですね。
リボンの騎士とスポーツはどう絡むのかとの長谷川さんの疑問~日本フェンシング協会が手塚プロダクションと提携し、"アトム“ や“ジャングル大帝のレオ”が剣士に扮した新キャラクターが発表されたからとの説明で納得でした。

今回紹介して下さったアニメは殆ど観ていたので、懐かしくてつい口ずさんでしまいました。
スポ根ものは、我々世代には欠かせませんね。

耳に馴染んだ曲も多く、ドラマに合わせて曲が作られているので、聴くと直ぐにアニメが浮かんできましたが、冨田勲さん、渡辺岳夫さん等、有名な作曲家の方が作られたことは知りませんでした。

世の中が成長を遂げ、日本の力強さがドラマに反映され、スポーツ漫画からアニメになり子供心に根性を学んだんでしょうね。

次回は8月2日(金)で「ヨーロッパが舞台の映画で廻り舞台」だそうです。

女優さんが多いとヒントを下さいましたが、好きなオードリー・ヘプバーンの「ローマの休日」やカトリーヌ・ドヌーブの「シェルブールの雨傘」聴けるといいのですが。
次回も愉しみです。