いつも『語り部シアター』のお知らせをありがとうございます。

舟木さんの南座シアターコンサートと放送日が重なり、再放送で聴かせてもらいました。
今回は「桜の春で廻り舞台」今の季節にピッタリのテーマでした。

1曲目 憧れは馬車に乗って 
(菅原都々子さん)
軽快なリズムで今にも踊り出したくなるようなメロディに気持ちがうきうきします。歌声に乗って草原の馬車が軽快に走る情景が浮かびますが、現在96歳でお元気だそうです。懐かしいお声ですね。

2曲目 さくら  さくら  さくら (安井千代美さん)
岩国出身の、宇野千代さんがこよなく愛した桜を題材にした曲だそうで、綺麗な声でしっとりと歌われています。
錦帯橋の桜並木が浮かんでくるようですが、現地しか手に出来ない、貴重な音源だそうです。

3曲目 大川ながし (美空ひばりさん)
隅田川の両岸の桜が見えるようで、心うきうきしてきます。勇壮な歌い方、その中にある優美さ、さすがにひばりさんですね。お若い頃の声も魅力的です。

4曲目 福島花見山 (藤田征人さん)
福島の桃源郷を綺麗な声で歌われています。
写真家の秋山庄太郎さんが写真で紹介されたそうですが、一斉に咲き乱れる姿は
圧巻でしょうね。

5曲目 さくら音頭 (小唄勝太郎さん)
♪桜パッと咲いた、咲いた咲いた咲いた、パッと咲いた~と歌詞にもあるように華やかで賑やかな曲です。心がうきうきし、こぶしの効いた楽しい曲で踊りたくなります。

6曲目 素晴らしい春 (舟木一夫さん)
舟木さんのLP 暦12ヵ月愛の詩に収録された4月の曲です。感情を抑え気味に、素直に情感しみじみと歌われ、心のこもった優しい詞とメロディで幸せのお裾分けをいただいている気持ちになります。
締めくくりに相応しいスケールの大きな曲です。

今回は、桜に因んだ数々のお話や、いつもながら現地でしか手に入らない貴重な音源を紹介して下さいました。

花は人の心を癒し、うきうきとさせてくれます。
桜は言葉や歌から気持ちを明るくし、前を向いて歩いていく力を与えてくれてますね。
日本各地で桜が咲くと、お花見会を開き桜の花に感謝し桜に熱中します。桜が私達に力を与えてくれることを改めて感じました。
桜は日本人の心の花なんでしょうね。

番組の終わりのほうでお話になりましたが、たかやまさんは「京都の桜と南座の舟木さんで廻り舞台」を愉しまれたんですね。

次回は5月3日(金)で「雨で廻り舞台」だそうです。
雨の曲も色々とありますが、どんな構成をして下さるのか愉しみですね。