いつも『語り部シアター』のお知らせをありがとうございます。
今月2回目の昨夜は「TV探偵ドラマ」で廻り舞台と題し、懐かしい探偵ドラマのテーマ曲を紹介して下さいました。

1曲目 8マン~エイトマン (克美しげるさん)
作詞は前田武彦さんだそうですが、力みなぎる素晴らしい歌詞です。
軽快なリズムは勢いを感じ、気持ちを高揚させ、もう少し頑張ろうと元気が湧いてくるような曲で、克美しげるさんの美声、歌唱力が素晴らしいです。

2曲目 事件記者のテーマ(TVサントラ)
このドラマを最初に観たのは小学生の頃だったと思いますが、テーマ曲とともに、新聞を印刷する時のバタバタという印刷機の場面が記憶にあります。
警視庁の記者クラブでスクープを求め、取材活動する記者達の内側を描かれた興味深い作品でした。
相沢キャップ、八田老人、ベーさん、いなちゃん、ガンちゃん等の個性的な記者達の呼び名は、今でもよく覚えています。

3曲目 ザ・ガードマン (TV サントラ)
今のセコムがモデルだそうですが、警備員の制服ではなく、背広にネクタイ姿で刑事のようなカッコいい姿に憧れ、警備会社の警備員希望者が増えた番組でした。ベンチャーズを意識して作られたような曲で、特徴的なメロディが何度も繰り返され、リズム、メロディ、楽器のバランスが絶妙で、今の時代に聴いても、めちゃくちゃカッコいいですね。宇津井健さん、藤巻潤さん、川津祐介さん、倉石功さん、中条静夫さん等のお名前、とても懐かしかったです。

4曲目 キイハンター~非情のライセンス (野際陽子さん)
素人丸出しという感じの歌い方なんですが、このドラマの雰囲気にはピッタリの歌い方のように思います。この味は誰にも出せないかも知れませんね。野際さんの斬新なファッションが蘇ってきます。スケール感豊かなストーリーとダイナミックなアクションが印象的でした。千葉真一さん、丹波哲郎さん、谷隼人さんら懐かしい名前もでてきました。
ブルース・リーさん、ジャッキー・チェンさんが千葉真一さんのファンだったこと初めて知りました。

5曲目 非情のライセンス~昭和ブルース (天知茂さん)
一匹狼の心情を歌い30万枚のヒット曲だとか。
ギターの音色が哀愁を誘い、天知さんの渋い声が心に響きます。彼にしか出せない味ですね。
映画「若者はゆく」の挿入歌をカバーした曲ですが、天知さんのキャラクターと合ってる歌だと思います。

6曲目 アイフル大作戦~VIVA!アイフル (小川真由美さん)
探偵養成学校を舞台に、生徒達が様々な事件に立ち合い、解決していくコミカルなアクションドラマですが、校長役の小川真由美さんがコミカルな役を演じていたとは意外でした。
上手いとは言えない歌ですが、ピッタリとはまり聴かせてくれます。

探偵ドラマの黄金期には派手なアクション、熱いストーリーのドラマが制作され、そのドラマには欠かすことの出来ないテーマ曲がありました。

今回、紹介して下さった探偵ドラマは、殆ど観てたので知っていましたし、古くは小学生の時に観たドラマもあり、テーマ曲はとても懐かしく思い出させていただきました。
また、久しぶりに耳にする個性的な俳優さんの名前も沢山出てきて、これもとても懐かしかったです。

今回の探偵ドラマも名作ばかりで、テーマ曲のメロディは、今でも記憶に残っています。
2週に渡っての懐かしい数々のドラマの紹介は、若い頃に戻ったようで嬉しかったです。

次回は4月5日(金) 「桜前線で廻り舞台」だそうです。
どこの桜の名所を紹介して下さるんでしょうね。
また、愉しみです。