いつも「語り部シアター」のお知らせをありがとうございます。
昨夜はスピンオフで「葵の一門」ということで馴染みのあるヒーローの紹介でした。
 
1曲目“水戸黄門”「水戸黄門旅日記」三波春夫さん。
月形龍之介さんが水戸黄門を演じられた時のテレビ主題歌です。
艶のある伸びやかな声、圧倒的な歌唱力での三波節は天下の副将軍のように、歌にも気品と風格があります。
 
2曲目“若さま侍”「若さま風来坊」岡田ゆり子さん。
大川橋蔵さん主演映画主題歌だそうで、とてもノリの良い曲を楽しそうに歌われています。
男前で頭脳明晰、剣の腕前は達人、きっとそんな若様に町娘は惚れたんでしょう。
映画では大川橋蔵さん、テレビでは12代団十郎さんが新之助の頃に、また林与一さん、田村正和さん、東山紀之さんらも演じておられるそうですが、美男子の若様ばかりですね。
 
3曲目”琴姫”「琴姫七変化~そよ風道中」花村菊江さん。
花村さんが、甘い声で軽快に「琴姫さんよ~」と呼びかけるこの歌は江戸城を飛び出して諸国を旅する琴姫への親近感を覚えます。
中学生の頃、琴姫が悪人相手に言う「無礼は許しませぬぞ!」の決め台詞を友達同士で使っていたのが懐かしいです。
 
4曲目“松平長七郎”「晴れ姿長七郎」林与一さん。
ひばり.与一の花の剣というテレビ主題歌だとか。
三味線、琴の和楽器も入り初めて聴く与一さんの曲でしたが、艶のある声でとても丁寧に歌わています。
 
5曲目“葵新吾”「新吾十番勝負」舟木一夫さん。
田村正和さんがテレビで葵新吾を演じられた時の主題歌です。
剣ひとすじに賭けて悲しみや孤独に耐える青年剣士の姿を、舟木さんが哀愁を帯びた声で歌い上げ、心に沁みてきます。
とてもスケールの大きな歌ですね。
 
今回は葵の一門がヒーローとなる時代小説の紹介でしたが、最近はかって映画やテレビドラマで多くの人々を魅了した時代劇も、高齢者向けで古臭い、演じる役者がいない、脇役の不在等で時代劇レギュラー番組も消滅し、その良き時代を知っている私達にとっては寂しい限りです。
いつか復活の日が来るのを待ちたいですね。
 
そんな中、二週に渡り時代小説のヒーロー紹介という珍しい企画で、貴重な音源を聴かせて頂けて感謝です。
 
次回は10月1日(金) 「淡路島、鳴門のうず潮を見に行きませんか~」とのことでその一帯をピックアップしながらそこに関係する珍しい曲を紹介して下さるそうです。
また次回も愉しみですね。