昭和38年10月9日
                        週刊漫画サンデー


  「落語が好きと風のたよりに聞いたけど」
 「ええ、小学校の5、6 年ころからラジオを聞いて・・・・・。
  え?好きなの? 志ん生と歌奴」
 「寄席へは?」
 「上京してよく新宿の末広亭に行きました」

 「四谷の風呂屋で歌ってたというのも有名な話だけど、
    あれほんと?」
 「ほんとうです。毎晩」
 「どんな歌を?」
 「そう、『俺は待ってるぜ』なんかよく・・・・・」
 「スターになったいまは銭湯行きはやめたでしょ」
 「いえ、行ってます」
 「女湯はキャーキャーでしょ。境界線をとびこえて、
 フナキさーん、ほてるボディをララなんとしょう!」
 「まさか・・・・。でも風呂番の人にサイン帳をあずけてるもんだから
 そのサインがたいへんです」