本日の中山競馬場で皐月賞トライアルの弥生賞が行われる。このレースの1着馬は過去クラシックで活躍することが多い。2021年は優勝馬タイトルホルダーが菊花賞馬になった。昨年も朝日杯FSの勝ち馬のドゥテュースがこのレースを経由して、東京優駿馬になった。2023年はタスティエーラが東京優駿を優勝し、皐月賞と菊花賞は連対した。今年はどうだろうか?

このレースは中山の2000mの重賞としての格は、皐月賞に次ぐ賞金額であったが、2017年からホープフルSがGⅠの馬齢戦に変化したため、レースの質が変わってきているように思われる。今年も賞金稼ぎとメイチ勝負の出走権狙いになり、本番は使えない馬が馬券になるのではないか?

 

2016年

1着 マカヒキは皐月賞2着、東京優駿1着

2着 リオンディーズは皐月賞5着降着、東京優駿5着

3着 エアスピネルは皐月賞4着、東京優駿4着、菊花賞3着

 

2017年

1着 カデナは3冠レース全て着外(掲示板にも載らず)

2着 マイスタイルは3冠レースを全て着外(掲示板にも載らず)

3着 ダンビュライトは皐月賞3着、東京優駿6着、菊花賞5着

 

2018年

1着 ダノンプレミアムは皐月賞不出走、東京優駿6着、菊花賞不出走、

2着 ワグネリアンは皐月賞7着、東京優駿優勝、菊花賞不出走

3着 ジャンダルムは皐月賞、東京優駿着外(掲示板にも載らず)菊花賞不出走

 

2019年

1着 メイショウテンゲンは3冠レース全て着外、掲示板にも載らず

2着 シュヴァルツリーゼも春2冠全て着外、菊花賞不出走

3着 ブレイキングドーンは皐月賞11着、後の2冠は出走できず

 

2020年 ディープインパクト記念になる

1着 サトノフラッグは皐月賞5着、東京優駿11着、菊花賞3着

2着 ワーケアは皐月賞不出、東京優駿8着、菊花賞不出

3着 オーソリティは3冠レース全て不出走

 

2021年

1着 タイトルホルダーは皐月賞2着、東京優駿6着、菊花賞1着

2着 シュネルマイスターはNHKMC優勝、クラシック3冠不出走

3着 ダノンザキッドは皐月賞15着、後の2冠は不出走

 

2022年

1着 アスクビクターモアは皐月賞5着、東京優駿3着、菊花賞1着

2着 ドウデュースは皐月賞3着、東京優駿1着、菊花賞不出走(凱旋門賞出走19着)

3着 ボーンディスウェイは皐月賞14着、東京優駿と菊花賞は不出走で終わる。

 

2023年

1着 タスティエーラは皐月賞2着、東京優駿1着、菊花賞2着

2着 トップナイフは皐月賞7着、東京優駿14着、菊花賞14着

3着 ワンダイレクトは皐月賞15着、東京優駿と菊花賞は不出走で終わる。

 

2018年のワグネリアンの東京優駿優勝以降2021年に久々に菊花賞馬が出た。2022年~23年は東京優駿馬が出たし、菊花賞馬も出て流れが完全に変わったようだ、今年はどうか?