今週は中山競馬場において、関東では初になるGⅡアメリカジョッキークラブカップが行われる。1960年より行われている歴史の古いレースである。過去には有馬記念からこのレースを使い(2015年のゴールドシップ)、春の天皇賞に向かう馬もいたが、昨今は3月まで休養する馬が多くなった。その為小粒感が否めなくなってきている。今年も8歳の老雄となったカラテ、ボッケリーニ、マイネルウィルトスに明け4歳馬のショウナンバシット、モリアーナが出走し、力を試す様相になっている。
まず、直近の5年を調べて見ることにする。
60回 2019年1月20日 1回中山7日 11R 11頭立て
1着 7枠08番 6歳 56.0kg 7人気 シャケトラ
2着 4枠04番 4歳 57.0kg 1人気 フィエールマン
3着 8枠10番 6歳 56.0kg 5人気 メートルダール
シャケトラ
有馬記念(7人気)6着 ← JC(7人気)11着 ← 天皇賞・秋(11人気)15着
フィエールマン
菊花賞(7人気)1着 ← ラジオNIKKEI賞3歳S(1人気)2着 ← 山藤賞(1人気)1着
メートルダール
中日新聞杯(3人気)5着 ← 新潟記念(6人気)2着 ← 大阪杯(14人気)10着
61回 2020年1月26日 1回中山9日 11R 12頭立て
1着 8枠11番 5歳 57.0kg 1人気 ブラストワンピース
2着 7枠10番 5歳 56.0kg 5人気 ステイフーリッシュ
3着 2枠02番 4歳 55.0kg 4人気 ラストドラフト
ブラストワンピース
凱旋門賞(5人気)11着 ← 札幌記念(3人気)1着 ← 目黒記念(1人気)8着
ステイフーリッシュ
チャレンジC(4人気)10着 ← 福島記念(6人気)2着 ← 札幌記念(8人気)9着
ラストドラフト
中日新聞杯(3人気)2着 ← オクトーバーS(1人気)8着 ← 皐月賞(10人気)7着
62回 2021年1月24日 1回中山8日 11R 17頭立て
1着 5枠09番 4歳 55.0kg 1人気 アリストテレス
2着 2枠04番 4歳 55.0kg 3人気 ヴェルトライゼンデ
3着 4枠08番 5歳 56.0kg 6人気 ラストドラフト
アリストテレス
菊花賞(4人気)2着 ← 小牧特別(2人気)1着 ← 出雲崎特別(1人気)1着
ヴェルトライゼンデ
菊花賞(2人気)7着 ← 神戸新聞杯(3人気)2着 ← 東京優駿(10人気)3着
ラストドラフト
AR共和国杯(6人気)2着 ← ケフェウスS(2人気)8着 ← 金鯱賞(3人気)5着
63回 2022年1月23日 1回中山8日 11R 14頭立て
1着 1枠01番 6歳 56.0kg 3人気 キングオブコージ
2着 8枠14番 7歳 56.0kg 11人気 マイネルファンロン
3着 6枠09番 6歳 56.0kg 4人気 ボッケリーニ
キングオブコージ
中日新聞杯(4人気)5着 ← オールカマー(6人気)9着 ← 京都大賞典(2人気)3着
マイネルファンロン
中日新聞杯(14人気)17着 ← 福島記念(14人気)8着 ← 毎日王冠(13人気)12着
ボッケリーニ
中日新聞杯(2人気)4着 ← アンドロメダS(1人気)2着 ← 中京記念(2人気)6着
64回 2023年1月22日 1回中山8日 11R 14頭立て
(赤字牝馬)
1着 3枠04番 5歳 57.0kg 4人気 ノースリッジ
2着 3枠04番 5歳 57.0kg 5人気 エヒト
3着 6枠09番 5歳 57.0kg 3人気 ユーバーレーベン
ノースリッジ
天皇賞・秋(11人気)Ⅰ1着 ← 毎日王冠(5人気)5着 ← エプソムC(4人気)1着
エヒト
チャレンジC(8人気)3着 ← 新潟記念(5人気)14着 ← 七夕賞(6人気)1着
ユーバーレーベン
JC(10人気)10着 ← 天皇賞・秋(10人気)8着 ← 札幌記念(6人気)11着
当日1番人気から5番人気でワイド以上が決まっている。この3年は3番人気と4番人気のどちらかが絡んでいる。
正逆9か10が3着以内になっている。
13頭登録している。全て出走すれば、5番、9番、4番、10番ゲートに入った馬が対象になる。
前3走以内にGⅠレースに出走している馬が好成績である。特に前走がGⅠレースだと確率が上がる傾向にある。
カラテ(1走前)ショウナンバシット(2走前)、ボッケリーニ(3走前)、モエイアーナ(1走前)、ラーグルフ(2走前)の5頭が該当する。
5回中4回、前3走以内で連対している馬が 好走している。
アドマイヤハレー、カラテ、クロミナンス、サンストックトン、チャックネイト、ホウオウリアリティ、ボッケリーニ、マイネルウィルトス、モリアーナ、ラーグルフの10頭が該当する。
3走以内に1番人気で1着になった馬の入った枠は馬券に絡む。
今回は該当する馬いない。