今日という日【2月13日】
■ジェルボアーズ・ブルー!
1960年2月13日。
「ジェルボアーズ・ブルー」は、フランス共和国最初の核実験のコードネームである。日本語で「青いトビネズミ」。
アルジェリア戦争中のこの日、サハラ砂漠内のアルジェリア中部でフランス初の原子爆弾による核実験が行われた。この実験の成功によって、フランスは米ソ英に継ぐ4番目の核保有国となった。「ジェルボアーズ・ブルー」は当時最初の核実験としては最大の出力70Ktのエネルギーを放出した。アメリカのトリニティ実験が29Kt、ソ連のRDS-1は22Kt、イギリスのハリケーンが25Kt、これら3つの合計よりも大きいエネルギーだった。また、長崎に投下された「ファット・マン」の出力は22Ktであった。
今日という日【2月12日】
■宇宙空間で初めての衝突事故!
2009年2月12日。
北シベリアのタイミル半島上空約789kmの宇宙空間で、1997年に打ち上げられ運用中だったアメリカの通信衛星イリジウム33号と、1993年に打ち上げられ既に使われていなかったロシアの軍事用通信衛星コスモス2251号が衝突。
衛星同士のドッキング実験や、体当たりで相手の衛星を破壊する「衛星攻撃兵器」などによる意図的な衝突を除き、人工衛星本体同士の衝突は人類の宇宙開発史上初めてのことであった。
「アメリカ航空宇宙局(NASA)」は、この衝突で大量のスペースデブリが発生したと報告している。このような衝突やニアミスが起きるたび、機能停止した衛星を軌道外に移すなど、安全に処理する義務を課すべきという声が巻き起こるが、未だそのような国際法は存在しない。
今日という日【2月11日】
■日本初の人工衛星打上げ成功!
1970年2月11日。
東京大学宇宙航空研究所(後に宇宙科学研究所、現:宇宙航空研究開発機構)が5回目の打ち上げで日本初の人工衛星「おおすみ」の打ち上げに成功した。
名称は打ち上げ基地の鹿児島宇宙空間観測所のあった大隅半島に由来する。
日本はソビエト連邦(当時)、アメリカ合衆国、フランスについで世界で4番目の人工衛星打ち上げ国となった。その2ヶ月後に中華人民共和国が打ち上げに成功した。
日本は大学の付属研究所が純粋な民生技術として研究を行い、非軍事目的での人工衛星開発に成功した。他国は弾道ミサイル開発の副産物として人工衛星打ち上げ技術を習得した。人工衛星開発へのプロセスの違いにより日本は国際的に特異性を持っている。
人工衛星「おおすみ」は打ち上げ後33年間軌道上にあったが、大気との摩擦で高度が低下し、エジプト・リビアの国境付近にて大気圏に再突入し燃え尽きた。