今日は何の日?【トリビアン】で雑学王 -168ページ目

5月31日の名言

人間にとって最大の危険は、

高い目標を設定して

達成できないことではなく、

低い目標を設定して達成し、

満足してしまうことである。

ミケランジェロ・ブオナローティ

今日という日【5月31日】

■1986 FIFAワールドカップ開幕

1986年5月31日。

この日より、1986年6月29日にかけて、メキシコで第13回目のFIFAワールドカップが開幕した。

当初はコロンビアで開催される予定であったが、経済状態の悪化から1983年にコロンビアの大会組織委員会が開催権を返上、メキシコが代わりに主催する事になった。これにより、メキシコは1970年以来、16年ぶり2回目のワールドカップ開催地となった。その代替開催となったメキシコも前年の1985年に大地震に見舞われ一時は不安視されたが、大会は無事に開催された。

この大会は「ディエゴ・マラドーナ」の大会として人々に記憶されている。選手として絶頂期にあったマラドーナがアルゼンチン代表のエースとして獅子奮迅の活躍をしてチームを優勝に導いた。その中で最も有名な試合は、準々決勝のイングランド戦。マラドーナは2点を決め、チームも2対1で勝利。最初のゴールは、マラドーナが後日インタビューに「神の手」と語るとおり、ヘディングを狙いにいったマラドーナの手に当たってゴールに入った点。審判はマラドーナのハンドを確認することができず、イングランド代表の抗議も実らず、得点は認められた。イングランドでは、この得点は逆に「悪魔の手」と呼んでいる。2点目は、マラドーナはセンターライン付近からドリブルを始め、ゴールキーパーのシルトンを含めて5人のイングランド選手をドリブルで抜いて決めた得点。サッカーファンはこれを「5人抜き」と呼んでいる。

高地という環境に加え、全試合デーゲーム開催となった為、体力面の消耗が激しい大会でもあった。ダークホースとして強豪から警戒されていたソ連、デンマークはグループリーグから持ち前の攻撃力を存分に発揮してフランス、西ドイツの強豪を抑えて1位突破し、順当に勝ち上がれば準々決勝での対戦が見込まれていた。しかし両国とも決勝トーナメント1回戦で敗退。ソ連は2度のリードを守りきれずに延長戦に持ち込まれてベルギーに粘り負け、デンマークは先制しながらもその後ブトラゲーニョに4得点を挙げられるなどスペイン相手に5失点を喫する惨敗で、グループリーグからフル回転で戦ってきた体力面の消耗が致命傷となったのは明らかだった。勝ったベルギー、スペインが共にグループリーグ初戦は黒星発進だったのに加え、フランスと西ドイツが準決勝に進出していたのは両国にとっては何とも皮肉な結果であった。

大会の汚点としては、ポルトガル代表がストライキを起こしたことが挙げられる。第1試合の対イングランド戦と第2試合の対ポーランド戦の間に練習をすることを拒み、その結果モロッコに敗れて大会を去ることになる。カナダとイラクがワールドカップ初出場を遂げるが、両代表チームとも3連敗で大会から姿を消した。

5月30日の名言

作りものの自分を愛されるより、

ありのままの自分を

憎まれる方がマシだ。

アンドレ・ジッド