前回のブログからの続編です。

 
 
 
フランスの遠征の後半戦はパリ市内での指圧と鍼灸事情の調査をしてきましたので、その報告と自分の今後の展開を記事にします。
 
 
 
 
そもそもなぜ、フランスの指圧鍼灸事情を調べに来たか
 
 
 
それは自分の目標である
 
 
 
海外で活躍できる指圧師になる
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その中でも、なぜフランスか
 
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自分の主軸の調香をより磨きがかけることができる場所
 
 
香水の本場であるフランス
 
 
 
それ故に自分はこの地を目指している
 
 
 
 
この想いとそれに対する自分の行動の結果は以下のとおりです。
 
 
 
 
 
 
1.今回の訪問先について
 
 
 
①指圧サロンのASSAにて指圧を受ける
 
②指圧師のichikawa氏訪問
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
①ASSAにて指圧を受ける
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セーヌ川近くのノートルダム寺院などがあるパリの中心街に立地。指圧だけでなく、オイルマッサージ、リフレクソロジーなど豊富なメニューを持ち、リラクゼーションをメインとしたサービスを提供する。
 
 
お店の責任者及び授業員の施術着は日本人女性。※私が訪問した際にはこの2名のみのため、他は不明。
 
 
 
 
 
この近辺はパリでも高級住宅地であり、当店ではそれにふさわしいおもてなしをしている。
 
 
 
 
 
施術師はヨーロッパ人の特異性である、アジア系に比べ刺激に弱いという点をしっかり把握した施術を行い。店内は和の落ち着いた雰囲気、使用するタオルは今治のタオル、施術着はオーガニックコットン、全室個室、富裕層が十分満足できる内容をそろている。
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自分が受けたのは指圧60分で100ユーロのコース。
 
 
実際自分が施術を受けた感想としても、最高の落ち着きの中、優しい施術であるが筋肉をしっかりとらえ、コリを意識的にとらえた素晴らしい施術と感じた。
 
 
 
 
 
 
②.ichikawa氏訪問
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パリの南部の中心街であり、交通の要所でもあるモンパルナスに立地。
モンパルナスも先ほどの6.7区と同じく、高級地区。近隣は有名なモンパルナスタワーやレストランが多くあり人通りはかなり多い。
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モンパルナスタワーからの景色
 
 
 
 
 
ichikawa氏は日本人で、フランスに来て長年指圧治療を続けているパリでは数少ない日本人指圧師の一人。
 
指圧施術だけでなく、指圧教室、フランスの指圧スクールの講師を行っており、フランスでの指圧の普及に努めたいる。
 
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このスタジオにて指圧教室やヨガレッスンも行われている。
 
 
 
 
 
今回の訪問ではフランスの指圧の事情やそもそも日本人がフランスに滞在するための詳細を教えていただいた。これについては後述にて詳細を述べる。
 
 
 
 
 
ichikawa氏は初対面の自分を快く受け入れてくれ、こちらの質問に親切丁寧に答えて頂き、またichikawa氏自身のビジョンについても熱く語ってくれた。施術を受けてはいないが、治療家として素晴らしい人間性を持った方と感じた。
 
 
 
 
 
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最高のスピリット頂きました!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2.フランスの指圧、鍼灸の社会的状況
 
 
 
 
・鍼灸は医師の資格が必要だが、保険会社との契約などにより例外はあるらしい。指圧は資格としては存在しないが、昨年に国の認めた職業に指圧が登録され、損害保険を契約する際などにかなりスムーズに行くようになった。それに意外にも社会的な立場が徐々に確立されているらしい。指圧の国家資格はないものの、FFSTとSPSという指圧学校があり、ここにて免許的なものがとれる。
 
 
・フランスで治療目的で行うマッサージはキネジテラプートという資格が必要。
 
 
・フランスではオイルマッサージが盛んな地であるためか、患者からの要望も多い。
 
・フランス人はオイルマッサージなどの快圧に慣れているため、日本やアジアであるような刺激的な施術は好まない。
 
 
 
 
・指圧はフランスではshiatsuとして名前を知っている人が多く、指圧は親指を持続的に圧するところから、マッサージにはない特別なエナジーを注入できるものと信じている人もいる。
 
 
・フランスは歴史的にヨーロッパの中心。北欧、アラブ圏、アフリカ、ロシアや東欧諸国、西欧などが集まるのはパリ。文化の発信拠点としては要所。その中でも、日本への注目はオリンピック開催決定以降かなり強くなっている。
 
 
 
 
 
 
 
 
3.今後の自分の課題
 
 
何年か先にはなるが
自分の人生の軸である、指圧と調香を持ってフランスへの進出を図りたい。
 
 
 
フランスではパリのJAPAN EXPOを代表する日本文化への関心が高く、旅行中に自分の地下足袋を評価される体験や、日本食や食器に影響を受けたレストランやお店の多くを目にした。
 
 
それ以上に日本人ということに対する、フランス人の態度が大変好意的であった。これは先人達が今まで積み上げてきた日本人の素晴らしい国民性と文化である。フランス人の気質として、日本人と似た繊細な面や人付き合いを大切にする一面があると聞いた。それ故に、フランス人は日本人に対して好意的なのかもしれない。
 
 
 
指圧や鍼灸はまだまだフランスでは開拓途上ではあるものの、一定の関心は集めている。オリンピックや日本アニメや漫画の人気の機運にあやかるわけではないが、日本の素晴らしい伝統治療技術の指圧をフランスで広めること、フランスのお家芸である香水作りの調香技術を融合して自分独自の価値を切り開くには十分なステージがあると感じた。
 
 
これを達成するには多くの問題を乗り越えぬばならぬが、そこでも重要なのは
 
 
 
・フランス滞在のビザ
 
・生活・働く上での意思疎通する言葉と視力、それを補う表現力
 
・自分の技術の鍛錬とその表現
 
 
 
 
これを解決せぬばならない。
 
 
ビザの問題はそもそも論として、長年いるためにはどうしたら良いか。
 
 
 
先ずは定期的にフランスに渡航し、そこで人々と出会い、言葉をフェイストゥフェイスで学び、次の滞在許可のチャンスを模索する。これの継続にかけるしかない。
 
 
視力に問題がある自分だが、スマートフォンやその他補助器具を駆使すれば、ある程度の生活は可能。
 
 
 
だが、海外で一人で仕事をしようと思うならその表現方法や営業・マーケティングなどを日本で学んでおく必要がある。
 
 
 
 
 
 
そして、なにより指圧師としての技術とその心
 
これを日本で何年かけてしっかり取得したい。
 
 
 
そして、高めた技術をフランスで表現するための方法…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今までは漠然とした海外進出の目標であったが、今回の旅行で実現方法が明確になった。そしてなりより遥か遠い夢の世界のフランスがただ物理的に遠いだけの身近な国に感じられた。
 
 
 
 
 
自分の生き方を形に表すためにも必ずフランスさらにはヨーロッパでの活躍を実現したい。
 
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凱旋する日を夢見て
 
 
 
 
最後に
今回の旅行は一緒に旅した調香仲間の協力なくしてなりたたない場面が多かった。自分の視力が不自由であるなかで、色々とサポートをしてくれたり、そのほか色々な局面で助けられた。彼には大変感謝している。
しかし、今後はひとりで旅する場合はそれを乗り越える術と準備をしっかりして臨まねばならぬとも感じた。