7月9日(火) サントリーホール

 

カタリーナ・ヴィンツォー(指揮)

ユリアン・シュテッケル(チェロ)

読売日本交響楽団

 

コネソン/『ラヴクラフトの都市』から "セレファイス"

矢代秋雄/チェロ協奏曲 †

ブラームス/交響曲第2番 ニ長調

 


カタリーナ・ヴィンツォーは1995年生まれ、オーストリアの指揮者

 

昨年読響に来たシュレキーテ('89年)よりさらにひと世代若い

 

コネソンは最近流行りの作曲家

 

今回、日本初演の「ラヴクラフトの都市」は2017年の作品

 

3楽章構成、全25分の曲から、第1楽章の部分のみを演奏した

 

旋律とか頭に入って来ないけど、結構面白かった

 

どうせなら、全曲やればよかったのに、と思う

 

矢代、チェロ協奏曲は曲自体は全然面白くなかった

 

ただ、ヴィンツォーの変拍子のバトン・テクニックはなかなか見ものだった

 

ブラームスはオーソドックスではあるが、オーケストラを良く歌わせる

 

第1楽章はかなりいいと思ったが、2楽章以降はやや薄味

 

それでも、終楽章の最後はちょっと感動した

 

これでオーケストラにもう少し熱量があれば、泣いちゃってたかも

 

読響は相変わらずだなあと思った

 

 

 

ブラームス/交響曲第2番 より 第1楽章

サー・チャールズ・マッケラス(指揮)

スコットランド室内管弦楽団, 1997年録音