6月8日(日) 東京文化会館 大ホール
東京バレエ団 『ロミオとジュリエット』〈全3幕〉
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
振付:ジョン・クランコ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
指揮:ベンジャミン・ポープ
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
キャスト:
ジュリエット/足立真里亜
ロミオ/池本祥真
キャピュレット家
ティボルト/鳥海 創
パリス/樋口祐輝
キャピュレット公/安村圭太
キャピュレット夫人/伝田陽美
乳母/菊池彩美
モンタギュー家
マキューシオ/宮川新大
ベンヴォーリオ/山下湧吾
モンタギュー公/岡﨑 司
モンタギュー夫人/政本絵美
ヴェローナの大公/木村和夫
僧ローレンス/中嶋智哉
ロザリンド/加藤くるみ
ジプシー/榊優美枝、中沢恵理子、髙浦由美子
カーニバルのダンサー/岡﨑 司
工 桃子、本村明日香 井福俊太郎、海田一成
’22年のGWに上演したクランコ版・東バ初演から2年ぶり
比較的短いサイクルでの再演
前回と同じ、足立真里亜の公演を迷わず選んで見に行った
可憐で美しく、出て来るなりすぐに惹きつけられた
前回より格段に役に馴染んだ印象
クランコ版の振付はやっぱり独特
後ろに引く、抱えたまま横に移動するなどの動作が目立つ
しっとりした場面でも舞台の端からはしまで大胆に動く
第2幕のカーニバルは躍動感があって、すごく面白い
大人数でかなり変わった、難しい動きを見せる
オーケストラの演奏は非常に充実
プロコフィエフの音楽、音響を十二分に表現していた
中でも良かったのはコルネットのソロ
それにピッコロが冴えまくっていた
コンサートマスターは戸澤哲夫
プロコフィエフ/バレエ音楽「ロミオとジュリエット」
第1組曲 より ティボルトの死
エリム・チャン(指揮)
アントワープ交響楽団, 2023年録音