3月24日(日) 新国立劇場 中劇場
東京シティ・バレエ団/『眠れる森の美女』
音楽:P.I.チャイコフスキー
構成・振付:安達悦子(マリウス・プティパ原振付による)
振付指導:ラリッサ・レジュニナ
演出・振付:中島伸欣
美術:穴吹 喬
衣裳:小栗菜代子
照明:足立 恒
編曲:井田勝大
芸術監督:安達悦子
指揮:井田勝大
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
《キャスト》
オーロラ姫/斎藤ジュン
デジレ王子/浅田良和
リラの精/目股治奈
カラボス/杉浦恭太
*
優しさの精/山本彩未
元気の精/五島芙佑子
鷹揚の精/山本菜月
カナリア/石橋沙也果
勇気の精/折原由奈
*
ダイヤ/石井日奈子
金/小林可乃
銀/岸本 凛
サファイア/三好梨生
*
フロリナ姫/新里茉莉絵
青い鳥/栄木耀瑠
デジレ王子(浅田良和)が段違いにすごかった
滑らかなジャンプ、無重力で、飛んでるって感じがしない
王子のサポートが付いて、オーロラの踊りは抜群によくなったし
ちょっとした所作、カーテンコールでの振る舞いなども紳士
海外のバレエ団の人みたい
後でプロフィールを見ると、Kバレエで10年以上やって、昨年移籍したらしい
オーロラ姫(斎藤ジュン)は小柄で、その分踊りに無理がない
第1幕のローズ・アダージョは、はらはらさせるようなところは全くなかった
オーラを感じさせるほどではないが、主役を張るには十分だったと思う
カラボスを王子とリラで退治するシーンは分かりやすい演出
第2幕第3場の目覚めのシーンはちょっと泣けてしまった
第3幕の宝石の精、フロリナ姫と青い鳥はさすがにレベルが違った
最後の姫と王子のパ・ド・ドゥはしっかり魅せてくれて拍手喝采
オーケストラの演奏はノーストレスで幕が進むほどさらに良くなった
中劇場のピットは響かなくて、木管はちょっと可愛そう
昨年11月の東バの時はホルンがだめだったけど、今日は文句なし
コンサートマスターはゲストで小川響子
楽曲はだいぶいじってあるのか、聴き慣れないものが結構あった気がする
15時開演で18時20分終演
東バと違って、カーテンコールがしつこくないのはいいと思う
チャイコフスキー/バレエ音楽「眠れる森の美女」第1幕より “ローズ・アダージョ”
ニコレット・フレイヨン(指揮)
オーケストラ・ヴィクトリア