2月24日(土) 高崎芸術劇場

 

大井剛史(指揮)

金子三勇士、小林海都(ピアノ)

三橋 敦、山本貢大(パーカッション)

群馬交響楽団

 

モーツァルト/セレナード第13番 ト長調『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』

バルトーク/2台のピアノと打楽器のための協奏曲

ドヴォルジャーク/交響曲第3番 変ホ長調

 

 

高崎芸術劇場は開館以来、3度目の訪問


今回は大井剛史たっての希望で演奏されるドヴォルジャーク3番を聴きに


最初に故小澤征爾を偲び「G線上のアリア」を献奏


本プロ1曲目の「アイネクライネ」とともに弦楽のみの演奏が大変美しかった


100回のCDより1回の実演などと言うが、まさにそんなことを感じながら聴いた


続いて、大掛かりな配置転換を挟み、2曲目のバルトーク


滅多に演奏されない選曲自体が凄いが、なかなか痺れる曲だった


指揮者の前に対面に置いたピアノ、その後ろに多数の打楽器と2人の奏者


指揮者もいろいろと大変そう


配置に関しては作曲者による詳細な指示があるとのこと


たしか去年、名古屋フィルがやったはずだが、また聴く機会なんてあるのかな


それを言えば、メインのドヴォルジャークだって超レアな選曲


当然楽団員も初めて演奏するだろうし、この先他の楽団がやることはあるのか?


演奏は指揮者のこの曲への愛情が滲み出るような佳演


オーケストラは弦が美しく、マットな音色の金管が渋い響きを出していた


ホールの柔らかなアコースティックと相まって、群響のレベルの高さを実感


コンサートマスターは伊藤文乃


フルートに客演で瀧本実里、きらきらした音色で存在感を発揮していた

 

 

 

ドヴォルジャーク/交響曲第3番 より 第1楽章

リボル・ペシェク(指揮)

ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団