1月23日(火) サントリーホール

 

ミハイル・プレトニョフ(指揮)

マルティン・ガルシア・ガルシア(ピアノ)

東京フィルハーモニー交響楽団

 

シベリウス/組曲『カレリア』

グリーグ/ピアノ協奏曲 イ短調 

シベリウス/交響曲第2番 二長調

 

 

「カレリア」が上品な感じでとても良かった

 

有名曲のわりに生ではあまり聴けないこともあり大変満足

 

ガルシア・ガルシアは持ち込みのファツィオリ

 

ピアノに合わせて歌うのか、歌うのに合わせて弾くのか

 

けっこう声が聞こえて最初のうちは気になってしまった

 

第2楽章はファツィオリの音色が生きて、美しかった

 

アンコールはアルベニス

 

後半は、東フィルらしいとしか言いようがない豪快なシベリウス

 

第4楽章の入りはプレトニョフにしては思いのほか速かった

 

しかし、トロンボーンの刻みがついて行けず失速

 

正直なところ、下手だなあと思った

 

後半はやや平板

 

金管楽器がいっせいに強奏するだけで、立体的な響きが生まれない

 

第2楽章が遅いテンポでじっくりまとめていて印象深かった

 

コンサートマスターは依田真宜、メインの交響曲は14型

 

1st.ヴァイオリンの3プルトあたりまでがよく鳴っていた

 

シベリウスはやっぱり藤岡幸夫の指揮が一番感動する

 

 

 

シベリウス/交響曲第2番 より 第4楽章

オッコ・カム(指揮)

ラハティ交響楽団, 2013年録音