11月23日(木) ティアラこうとう 大ホール
松本宗利音(指揮)
朴 葵姫(ギター)†
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
グリンカ/スペイン序曲第1番『ホタ・アラゴネーサの主題による華麗なるカプリース』
ロドリーゴ/アランフェス協奏曲 †
ドヴォルジャーク/序曲三部作『自然と人生と愛』
「自然の中で」「謝肉祭」「オセロ」
'20年10月のティアラ定期から、3年ぶりにシティフィルに帰って来た松本宗利音
シーズンプログラムの発表当初からとても楽しみにしていた公演
一曲目、グリンカの「華麗なるカプリース」は全く知らない曲
スペインの民族的音楽とグリンカのロシア風音楽が融合した面白い曲だった
序奏のトロンボーンの和音の素晴らしい響きに感嘆
弦楽器もよくうねっていて、シティフィルらしい演奏に仕上がっていた
朴葵姫の「アランフェス」は'19年日フィル杉並定期以来の2度目
クラシックギターはPAを入れても音量のバランスが難しく、箱は小さい方がいい
ティアラは音がやや飽和気味に響くが、絶妙なバランスでギターが鳴っていた
それにしても、この曲はほんといい曲
1楽章出だしのギターでいきなり涙目、2楽章のコールアングレのソロも抜群
さらにアンコールの「アルハンブラの宮殿」でふたたび涙目
*
メインはドヴォルジャークでもレアな選曲
一度、生で聴きたいと思っていた序曲三部作
「謝肉祭」が単独で演奏されることはあるが、三つまとめてはまずない
基本名曲路線のティアラ定期でこれをやるところが潔い
三部作として聴いた意義は大きく、最後の「オセロ」では胸が熱くなった
オーケストラの演奏自体は前半同様、管楽器が好演
弦楽器はもう少しリハの時間があればもっと良かったかなという感が若干あり
ティアラ定期のリハーサルは2日
しかし欲を言えばというレベルであって、十分に満足できる内容ではあった
コンサートマスターは戸澤哲夫、編成は全曲12型
客演のフルートは山本葵
たしか、首席奏者のオーディションの〆切が9月だったはず
そろそろ誰かに決まるのかも(多久和さん希望・・)
他の楽団も変に尖らなくていいので、こういうプログラムをやって欲しい
ドヴォルジャーク/序曲「自然の中で」
リボル・ペシェク(指揮), チェコ・フィルハーモニー管弦楽団