8月11日(金) ミューザ川崎 シンフォニーホール
フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2023
原田慶太楼(指揮)
清塚信也(ピアノ)†
東京交響楽団
ラヴェル/道化師の朝の歌
マルケス/ダンソン第9番
芥川也寸志/交響管弦楽のための音楽
ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調 †
チャイコフスキー/バレエ組曲『眠りの森の美女』
半分予想通りで、相変わらずの原田節
よく言えばメリハリがある?、聴こえたまま言えばうるさいだけ
ダンソン第9番は客席は受けていたが、前半だけでやや食傷気味
*
後半最初にピアノ協奏曲
清塚信也のピアノは音はきれいだが、さらっとしていて印象度は薄い
アンコールは「亡き王女のためのパヴァーヌ」のジャズアレンジ
こっちは意表を付いていて、まあ面白かったかな
ピアノの椅子が置かれる真下辺りの1~3列、清塚ファンの奥さま方が集結
メインの「眠りの森の美女」は、もっと美しい音楽のはず
2曲めのパ・ダクシオンを大音響で鳴らし、出し切っちゃった感
パノラマやワルツの美しい旋律は全然歌わないし
この演奏では弦楽器の音の美質など分かるわけもなく、、
アンコールは芥川の行進曲「風に向かって走ろう」
最後は客席の手拍子を呼び込んで、それなりに楽しく終演
目当てのフルートは竹山愛、あまり目立った出番はなし
人材難のオーボエは新日フィル
出番たっぷりのイングリッシュホルンは葉加瀬太郎
各曲終るごとにブラボーが出たが、仕込んだみたいなブラボー屋
*
ということで、今回聴いた5公演では、客席の盛上りを含め、山響の優勝
ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調 より 第1楽章
ロルフ=ディーター・アレンス(ピアノ)
ハインツ・レーグナー(指揮)
ベルリン放送交響楽団