6月5日(月) ブルーローズ

サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン

 

エリアス弦楽四重奏団

サラ・ビトロック(ヴァイオリン)

ドナルド・グラント(ヴァイオリン)

シモーネ・ファン・デア・ギーセン(ヴィオラ)

マリー・ビトロック(チェロ)

 

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲全曲演奏会  Ⅱ

 

弦楽四重奏曲第2番 ト長調 Op.18-2

弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 Op.95『セリオーソ』

弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130(アレグロ)

 

 

今日は前半、2番と11番が素晴らしかった

 

2番は冒頭1楽章から美しい響き

 

会場への馴れもあってか、1日目(土曜日)よりさらに良くなった

 

終楽章は速いテンポでテクニック抜群

 

11番「セリオーソ」は密度が濃く、厳しい演奏

 

この曲、これまで聴いた中で今日の演奏が一番良かったかも

 

3楽章後半からはギヤが一段上がり、4楽章終盤まで駆け抜けた

 

かなり速かったような気がする

 

後半、13番はなぜか楽器が鳴らない

 

自分の耳、聴こえ方の問題なのか

 

演奏自体は、特にカヴァティーナは、悪くなかった

 

ピアニッシモをほんとにピアニッシモで演奏し

 

しかも、手触りの感覚があるのがこのカルテットの特徴

 

感性豊かな人は涙ぐんだはず

 

13番はサイクル最終日に「大フーガ付」でもう一回演奏する

 

 

 

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第2番 より 第4楽章

エリアス弦楽四重奏団