6月3日(土) ブルーローズ

サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン

 

エリアス弦楽四重奏団

サラ・ビトロック(ヴァイオリン)

ドナルド・グラント(ヴァイオリン)

シモーネ・ファン・デア・ギーセン(ヴィオラ)

マリー・ビトロック(チェロ)

 

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲全曲演奏会  I

 

弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18-1

弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.18-3

弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132

 

 

1998年、英国マンチェスターにて結成

 

25年目にして初来日、日本での知名度はほとんどない未知のカルテット

 

なぜ呼んだのか、1番の第1楽章を聴いただけで納得

 

過去のCMGの中でも屈指の質の高い演奏

 

大きな音を出さずとも、デッドなホールをよく鳴らす

 

突っ走るようなテクニックではないが、すごく上手い

 

音に角がなく、溶け合うハーモニーが心地よい

 

2018年加入のヴィオラが表現意欲が高く柔軟で、効いている気がする

 

曲によっての出来にもムラがない

 

今回は、大好きな3番と15番が入ったプログラム

 

特に15番の終楽章

 

エリアスの演奏は後半へ向けての持って行き方がすごいセンス

 

やたらと盛上げたりしなくても十分な高揚感、思わず涙

 

残り5回がすごく楽しみになった

 

 

 

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第3番 より 第1楽章

エリアス弦楽四重奏団