5月1日(月) サルビアホール

SQS サルビアホール・クァルテット・シリーズ シーズン53

 

タレイア・クァルテット

山田香子(ヴァイオリン)

二村裕美(ヴァイオリン)

渡部咲耶(ヴィオラ)

石崎美雨(チェロ)

  

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第4番 ハ短調

リゲティ/弦楽四重奏曲第1番『夜の変容』

ウェーベルン/弦楽四重奏のための5つの楽章

ドビュッシー/弦楽四重奏曲 ト短調

 

 

昨年の7月4日(加賀町ホール)、8月13日(トッパンホール)以来のタレイア

 

プログラムはリゲティがトッパン、ウェーベルンが加賀町と重複

 

国際コンクールの経験を積んだこともあってか、格段に自信に満ちた演奏

 

特にリゲティはこのクァルテットの芸風に合っている

 

十八番にしちゃってもいいんじゃないかな

 

最初に演奏した、ベートーヴェン4番も充実

 

3月31日の演奏会で一度演奏しているようだが、比較的新しいレパートリー?

 

ベートーヴェンの初期6曲、全部やってくれたら面白そう

 

 

メインのドビュッシー

 

これは4年前(19年9月)のトリフォニー小ホールで一度聴いている

 

(ただし、メインがグリーグでドビュッシーは前半だった)

 

エネルギッシュなスタイルはその時とたぶんそれほど変わっていない

 

その代わり、フランス的なニュアンスはあまり感じられず

 

日本のクァルテットなんだから、これでいいじゃないかという気もするが

 

メインに持ってくるには、完成度としては少し弱い印象


コアな客席(一部のマニア)には、どう聴こえただろうか

 

アンコールはなし

 

次回は12月の紀尾井ホールで「死と乙女」

 

この曲なら、このクァルテットにはすごく合いそうで、今から楽しみ

 

 

最近、平日の夜の鶴見(サルビアホール)は行くのが厳しくなって来た

 

シーズン51は4公演セットで買って、結局1回しか聴けなかった

 

次回のシーズン54は9~10月、エクセルシオ、QBT、クレンケ

 

この中なら、クレンケ・クァルテットはなんとかして聴きたいなあ