4月27日(木) サントリーホール

 

パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

マリー・アンジュ・グッチ(ピアノ)

NHK交響楽団

 

シベリウス/交響曲第4番 イ短調

ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲 

チャイコフスキー/幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』

 

 

N響のBプロでは、1月のソヒエフに続く大ヒット

 

指揮者が本当にやりたい曲をプログラムに組む

 

Bプロだって、こうでなくっちゃ、と言いたくなる

 

パーヴォの気持ちの入りようが、いつにも増してすごかった

 

そうとなれば、当然オーケストラからも必死さが伝わる

 

第2ヴァイオリンの後ろの方など、すごい燃焼度だった

 

 

変則的な曲順で、休憩後になった協奏曲

 

この演奏も素晴らしかった

 

ソリストのマリー・アンジュ・グッチは1997年生まれ

 

メガネをかけて、ちょっとインテリっぽい感じ

 

若さで聴かせるというタイプではなく、音楽も知的な印象

 

アンコールはラヴェルの左手協の長いカデンツァの部分を丸ごと

 

これがまた素晴らしく、アンコールのこんなやり方も新鮮

 

 

コンサートマスターはマロ

 

最後(チャイコフスキー)は16型の編成

 

ホルンのトップに東響の上間

 

土日の自社定期は出ず、15、16日のAプロに続きこっちに出演

 

チャイコフスキーではコルネットが入り、そこにも東響の澤田

 

どうなってるの?

 

前半はN響あるあるの「ハウリング付き」

 

なんとかならんのかな

 

 

 

シベリウス/交響曲第4番 より 第4楽章

アレクサンダー・ギブソン(指揮)

ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団, 1982/83年録音